走り書き

2002年11月29日(金)

あなたの前に立つと
まるで裸で立っているような気になる

ちゃんと服を着ているのに
まるでその服が透けているかのような

私は
あなたに見られて
恥ずかしくない体をしているだろうか?



2002年11月28日(木) デッサン#2

あなたにどうしても会いたくって
嘘ついたの

何事に対しても
一生懸命なあなただから
私があなたに会いたくてついた嘘を
あなたは「いけないことだ」と
まじめな顔をしてお説教するかしら

それとも
「しょうがないなぁ」と
ちょっと困った顔をしながらも
私の愛情に免じて
微笑んで許してくれるかしら



2002年11月16日(土) コンタクト

映像の中の
小さな私
笑ってて

でも
そのときの出来事
ちっとも覚えてない

無理して笑ってたのかな

どう?
昔の私から見て
今の私は?

映像の中の私が
答えてくれることはなくて
私はただ
映像の中の私を見てるだけ

でも、これだけは言えるよ
多分
今の私は
辛いこともいっぱいあるけど
支えられてくれる人に
出会うことができたよって



2002年11月14日(木)

雪が降る

きらきらと
月の光を反射して

すべてのものを
暖かく包み込むように


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