ひっそりと、徒然なるままに

2008年02月07日(木) 北欧で迷子になる・・・。

先日、郊外にある北欧メーカーの大型家具店に家族で行った。店舗の中は、とても広く、在庫がまるで倉庫の中のように積み上がっている。まずは、店の中の地図が見たいと思い、ダーリンに案内図を取りに行ってもらう。

ダーリンが「この辺に居て」と言った。でも私と娘はダーリンの歩いて行く後姿を追いかけながらゆっくり歩き出した。しかしつい、そこにあった商品をよそ見している隙に、ダーリンの姿が見えなくなってしまった。

姿を見失った場所で待っていれば、このあたりを通るだろう思い、待っていた。しかし、いつまで経っても戻って来ない。ここは、かなり広い為、こちらが動くと、返って行き違いになりそうなので、じっとしていた方が良さそうだ。

携帯があれば・・・。この日に限って、私は携帯電話を家に忘れた事を悔んだ。十分以上は経っただろうか。痺れを切らした私達は、もしかすると、元居た場所にダーリンが居るかもと、思い切って戻ってみた。すると、遠くの方にダーリンの姿を見つけた。

ダーリンが、「ここで待っててって言ったでしょ?」と言った。私は「後ろを付いて行ってるつもりが、見失っちゃったんだもん。携帯の番号もわからないし、どうしようかと思ったー」と言った。

「はい。これ」と言ってダーリンは、店内の案内パンフレットを差し出した。それを受け取ると中身を見るより先に、ダーリンの携帯番号を聞き出し、急いでメモするらむりんであった。また迷子になった時の為にね。



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