2023年03月11日(土) |
サンライズリーグ V神戸、京都、ガンバの選手雑感 |
サンライズリーグ
フレスカ神戸 三番 二七二十十六 六番十一 九番八番四番二番 十二
ヴィッセル神戸 九番 十一七番十番八番 二六 二二五番四番二番 一番
神戸は兵揃いで全員見どころがあるのでメモを。 GK 1番 声も出ていたしバックラインの裏をよくカバー DF 2番 スピードもあるし前に出て奪う気迫が素晴らしい 4番 声がある。正確な右インサイドキックで低く鋭いパスが出せる。スルーパス感覚でフィードを蹴れて、Jアカデミーでなければ中盤でスルーパス狙いだったのだろうが、適正ポジションで育成されるJでよかった。前に詰める守備や切り替えの早さも素晴らしい。あとは身長が伸びること。 5番 左足で浮かせたフィードが光る。いかにもセンターバックらしいフィード。チェック受けても平然と相手の上を通すパスが出せる。浮き球パスにはよほどの自信がある。カバーもいい。 22番 攻撃面で持ち味がありそうだが、素早く攻め切れてしまうV神戸にあっては前の選手に追いつけない。 MF 26番 目立たないと思っていたがそうではない。ミスが極端に少ない。堅実なプレーを心掛けているといってもほぼノーミスだ。つまりクレバーで確実な技術があるのだ。堅実を極めれば面白い。 10番 攻守の切り替えが早く、プレー強度が高い。まさにサンライズリーグが育てたかった選手。シンプルに叩くパスも正確。ただいかにもJアカデミーらしいクレバーでまとまった選手などではない。時折自ら高速ドリブルで運ぶ野性味を秘めている。神戸の10番は伊達ではないしスケールの小さい選手などでもない。 7番 同じく攻守の切り替えが早く、プレー強度の高い選手。身体の使い方が上手くて攻守にわたり優位に立てる選手。 8番 素晴らしいスピードでタテ突破を狙う。10番とのワンツーでタテに抜ける迫力がある。チーム1のスピードで、古典的な右ウイングとして大成するかもしれない。 11番 カウンターチームにあってサイドバックの加勢を待たずに攻め切るまさに高速カウンターに強いアタッカー。 FW 9番 体が強く、孤立した状況でもキープできる。
フレスカ神戸 4番 身体能力の高いセンターバック。神戸の9番によく抵抗していた。 20番 レフティーのエース。スピードがあり、仕掛けて突破できる。正確なパスもある。追撃点をアシスト。ヴィッセルユースが獲りに行くべき選手。
京都 十番九番二八 十七十六 六番 四番五番十三三番 一番
G大阪 十一十番 七番十四六番八番 四番二十三番二番 一番
京都サンガ GK 1番 よく声の出る選手。高さも十分。 DF 3番 やはりよく声が出る。最大の武器は正確な右足で精度だけでなく工夫あるクロスもある。アップダウンも速く深くまで攻めあがる。 13番 一歩で詰める強烈な縮地ディフェンス。ストッパーとして魅力的な寄せ方ができる。マークのスペシャリストとして楽しみ。 5番 体格があり、相手が寄せても身体を活かして運べて両足フィードもある。U−15代表らしい。 4番 ダイレクトパスが得意で攻め上がりも魅力。レフティー。 MF 6番カットされそうでカットされないパスを出す。守備面でも彼に集まるようにカットできる。1ボランチに必要なものを備えている。 16番 切り替えが早く強度の高い、まさにサンライズリーグが育てたかったタイプ。飛び出しもいい。3番と28番が彼を活かしてくれる。 17番 この選手も切り替えが鋭い。そして密集の中で確実なパスもスルーパスもある。いわゆるサッカーIQというか、おそらくシンプルにIQが高い。 FW 28番 小柄だがガッチリ身体を入れて失わない。周りを活かせるし、フィジカルが伸びれば楽しみ。 9番 分かりやすいセンターフォワード。高さとスピードがあるアスリート。タッチはやや粗いが、こういう早熟系の素材をJアカデミーは育ててきた実績がある。 10番 足元で受けて、決してスペースでは受けない古典的なゲームメーカー。細かいテクニックとキープ力を生かしてタメて、そこから意外なパスが出てくる。U−15代表らしい。こういうスタイルが古くてスケールの大きい選手を育てることにJの価値がある。
ガンバ大阪 GK 1番 手が伸びるようなセービングは天性のもの。終盤に決定機阻止で退場してしまったが、失点していれば負けていた。育成年代での退場は大きく成長できる経験と思って頑張れ。 DF 2番 スピード豊かだが、必ず外側を上がる、Jアカデミーらしからぬサイドバック。スケール感はあるが、あまり矯正せずに伸ばしていると思われる。 3番。守備力はなかなかで一方攻撃面ではイマイチ。フィードがほぼない。守備面を伸ばす方針か。 20番 フィードもするがミスもする。基本的に京都の9番をよく抑えた。 4番 上がりたいのだろうが、上がれない状況が続いて、たぶんこのゲームでは持ち味を発揮できなかった。 MF 6番 中盤の底からショートパスを左右に散らす。守備力はこれから。 14番 鋭いターンが光る。京都の激しい寄せにも動じずターンできる。 8番 上手いし仕掛けられる。主役意識の強いサイドアタッカー。一方で味方を活かしたり囮になる動きはあまりない。ここまで書いて、ガンバの育成は関西の中でも個性をかなり重視したものだということが分かる。 7番 サイドハーフのはずだが、中に入って組み立てる。 FW 10番 小さい。1年生と思ったし、何なら小学生が混じっているようにも見える。京都のセンターバックとは空中戦で30センチ差があって、勝負にならないが、随所に上手さを見せていた。中3時の二川孝弘や宇佐美貴史も見ているが、たぶん彼らより上手い。足元で持つと京都DFに懐に入らせない、いい持ち方。U−15代表とのことだが、体格的に代表で使えるわけじゃなかろうが、代表に在っても上手さを期待されて、伸びしろから選ばれているのだろう。無論プロになるのは身長が伸びなければならない。 11番 裏に飛び出したい。トップスピードで乱れないタッチは素晴らしい。
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