2010年07月13日(火) |
それをさいわいと呼ぼう |
自分が何をしたいのか、どこへ行きたいのか、見失いそうな時に引き上げてくれる人がいる事は、とても幸せな事だ。本当に、幸せな事だ。
選挙なので、わりともう禁止の方向で話が動いている日雇い派遣についてなんとなく考えた。 思い返せば僕は通算で2年くらい日雇いで働いていて、その頃の自分もそうだったけど「世の中にはひとつところで何年もフルタイムでガツガツ働きたい人」ばかりじゃないのだ。まあ、考えてみれば当然のことなのだけど。 派遣村なんかで話題になった3年とか5年とか同じ工場で働き続けていて、それがある日突然、「ホントは日雇いなあんたたちは会社が苦しくなったからクビです。寮も出てってね」ってそれは確かに酷いと思うし、おかしいとも思うのだけど、「バンドの追っかけやってるから好きな日に休めないと困るし、色んな仕事できて楽しいし」とか「持病があるからフルタイムでは働けないし、発作が出たら仕事は休んで病院に行く」なんて人の希望だって通ってもいいと思うんだ。 例えば、社員の副業を禁止している会社は少なくないけれども、急に物入りになったときに取り合えずサラ金に駆け込むよりは、こっそりちょいちょいバイトして稼ぐ方が、僕は健全だと思う。
問題が起きた→じゃあ禁止しましょう ではなくて、その人が望んだ通りの働き方が出来ればいいんだ。
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