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強くない。だけど弱くもない。
みつば。
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2006年01月16日(月)
卒業制作。

今日は卒業制作の編集チェックにいってきました。

あー疲れた。


けど充実っ!!!!!!!






先生に「これつよいね」て言って貰える写真があることが
本当に嬉しい。





自分の中に「弱い」写真じゃなくて
「強い写真」が生まれるようになったのが
ホントにホントに嬉しくてたまんない(笑)









毎日写真を撮ってた時期もあるし
そうでない時期・・・のがながいし?笑




で、やぁっと胸を張っているようになった。





「あたしは苦しい写真は撮りません!!!!!!!」
と。




ホームレスの写真なんか絶対とらないし
かっこいい!と思えない、微妙なまちの落書きも撮らない。



泣いてて、カメラをむけても嫌がる人の顔は撮らないようにするし
「やめて」と思う人にシャッターは切らない。





多分、私の写真はそうやって撮る写真じゃないのだ。。。










苦しいところを共有して
自分まで苦しくなる人は、あんまりそういう写真は撮ったりしちゃいけないとおもう。苦しくて、次に立ち上がれなくなるから。



あたしはまだ自分のそういう部分が強いせいか
はたまた
触れたくないせいか。


苦しくて弱い部分は、できるだけ触らないようにしている。



もちろん
いつか触れないといけない日が来ることはわかっているけど


それは他人がきめることじゃなくて


自分で決めること。







誰かが泣いていて
その泣いている状態ですら、残しておきたい。
次に元気になったとき「こんなこともあったやん(笑」ていえるなら。


そういいたいならば、残す。



けど
本人が消化できていないことを私が勝手に写して
あとでどんなに元気になっても
その記憶は「苦しい」ままだから。



だから、きっと苦しみしかうつってこないし
それを見るたびに悲しい気持ちになるので
(いやなのにムリに撮られた、という気持ちで余計に不愉快な思いをさせ、それをおもいだすたびに嫌な気分になるでしょう)


あたしは嫌がってる人にカメラを向けないことを心にちかった。










どうしても
どうしても撮りたいときは
ちゃんと話し合う。



「カメラ」に愛情をもって接するためにも

被写体にもカメラにもそして自分にも
「誠実」じゃないとだめだと思う。





あたしはムリに撮ろうとしたりすると
本当にグダグダな写真しか撮れなくなるのがよくわかった!!!!笑




花を撮ったり空を撮ったり。

それに笑顔の人を撮ったり。

それが好きなの。








最近家族もやっと嫌な顔をせずに写ってくれるようになった(笑)

妹や母も、やぁっとスッピンの時にカメラを向けても
避けなくなった。





犬や猫、子供もそうであるように

「自分を不快な気持ちにさせるもの」には必然的に拒否反応が出ると思う。
けど
「敵じゃない」とか「これは楽しい」「気持ちいい」て思うと、
それに接するだけで穏やかな気持ちになると思う。




あたしは
カメラを表現方法のひとつっていうより

「私の体の一部」としてみてもらいたいのかもしれない。



体の一部っていうと何か変なのかもだけど。。。。



「私」ていう人間を見てもらうときに
「写真」も一緒にみてもらいたいな、と思う。


多分これがあたしが学校に入学するときに感じた「写真」の印象なんだと思う。










好きな景色
好きな食べ物。


好きな人や大事な家族。

思い出の場所や
ステキな植物。



季節のにおいに、風のうごき。


世界が少しずつ動いていっている今、こうして生きていること。



私の写真で、なんか「あぁ、いいな。ステキやな」て思って欲しい。



できれば感情を動かして欲しい。




だから、あたしの写真は「せつなくて苦しい、悲しい」写真であってはいけないんだ。


という結論。








ドキュメントのように
「見る」ことで、何かを感じる写真であることも必要だと思う。

けど
あたしは
「苦しい」「貧しい」「悲しい」「弱い」ものをみて
「なんとかしなくちゃ」というところまで
まだ、とてもじゃないけど到達してない。



「可愛い」「ステキな」「やわらかい」「面白い」ものをみて
「なぁんか憎めないよね」とか「ステキな恋人たちね」とか。

なんとなく「穏やか」な気持ちになってほしい。





私の写真をみて、ホッとしてほしい。




空を見る時間がない人は空の写真を。
家族に会いたい人は家族の写真を。


笑顔を忘れた人は笑顔の写真を。
恋人の写真も、愛犬や愛猫の写真。


しばらく見ていない故郷の景色や
愛する人の故郷や家族。



知らない場所や知らない人でも
「こんなところがあるのね」とか「ステキな人たちね」と思ってもらえたら最高かもしれない!




そう、あぁ、なんか、書いててわかってきたかも(笑)






私の写真でその場所に興味を持ってもらえたりすると
死ぬほど嬉しいな。



こないだやった個展で
「私もNYにいってみたいです」て言ってくださった方がたくさんいらっしゃって
本当に嬉しくてたまらなくなった。





まだ未熟な私の写真だけど
すごく、すごく嬉しかった。


もっとたくさんの世界をみて、勉強しなきゃって。



技術も感情もぜんぶ。





専門学校に入って2年間。
迷いながら続けてきたたくさんのことがあるけれど・・・

自分の「気持ちいい」ことをしなきゃ、何も始まらないんだよね。ていうのにやっと気づいた。


やぁあーーーっと胸を張って
「私は可愛いものが好きです」っていえるようになりました(笑


「可愛いものしか撮りたくないです」って(笑





私の写真は、できれば
「疲れてる人」がホッとできる写真でありたいなぁー。。。

「しんどいな」て思ってる人が
ホッこりできる写真がいいなーーー。



うん、あと少しで卒業だけど
頑張ってちゃんといい作品のこして卒業しよう。


そいで
ちゃんとこれからも写真家として動いていこう。


それが、あたしの、新しい生き方だと思う。



2006年01月13日(金)
say yes,

好きな言葉がある。

「SAY YES」






何かを聞かれて
どうして「NO」というのか。


どうしてそんなにネガティブなのか。




という話を冬の塾で聞いてきて
それから、本当にそれって私のことみたい。と反省。





「I can't」と答えるより

「It challenges」と答えるほうが、よほど明るい気がする。




「できない」というより
「やってみる」というほうがよほど叶いそうな気がする。







負けたくないから
くじけたくないから



出来る?と聞いて


「NO」とこたえるんじゃなくて



自分に言い聞かせたい。



Say yes!!!!