2006年06月03日(土) |
フォルクスはもう終わったのか・・・ |
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オレはファミレスの中ではフォルクスをかなり気に入っていた。いろんなファミレスで食べ比べたハンバーグの中ではかなりフォルクスのハンバーグを上位にランク付けしていたのである。ちなみにオレの中での最上位はビッグジョー(大阪府羽曳野市)のハンバーグである。そこには及ばないが、フォルクスはかなり好きな方だったのだ。少し前までは・・・である。
そのフォルクスはダイエーグループから売却されてステーキのどんの傘下になった。その影響なのか、あるいはそこまで食材の品質を落とさないと経営が立ちゆかなくなったのか、それまで気に入って食べていたハンバーグの味が明らかに変わったのである。
いつものように和風おろしハンバーグを注文したオレは、そこに明らかに以前のものとは違う、一口食べて「?」「なんじゃこりゃ」という感じの、冷凍食品でお弁当用に販売されているハンバーグみたいな悲しい味と遭遇したのである。しかし、オレはメニューの中に「ビーフ100%ハンバーグ」というのが別に存在することを確認していた。次はこれを選ぼうと思ったが、値段はその分かなり高くなっていたのである。
次に来店したときにオレは前回の失敗を繰り返さないようにちゃんと「ビーフ100%ハンバーグ」(1081円)を選んだ。それは、明らかに以前に食べていた850円くらいのハンバーグの味に近かったのである。ということは値上げと品質低下を同時に行ったということである。オレのようにB級グルメをこよなく愛する人間も、味にはちゃんとこだわるのである。「貧乏人にはこの程度でいい」というのが店の言い分であっても、それでもよりおいしいものを贅沢にも求めるのがオレという困った人間だ。
もう10年以上も前だが、オレは当時よく行ってたシャロンというファミレスでは必ず焼肉定食を喰っていた。その肉がある日を境に急に悪くなったのである。やたら筋ばかりの硬くてまずい肉になっていた。オレはその不満をぶつけるために「シャロン焼き肉定食の終焉」という文章をパソコン通信上で発表し、それからほどなくしてシャロンは倒産した。提供するものの質を意図的に落とした時点でどんな店も終わりを告げる。もちろん店の側にもコストの問題などさまざまな事情があるのだろう。しかし、食い物はいかなる理由があろうともまずいことは許されないのだ。
フォルクスがハンバーグのレベルを落とした時期は、ステーキのどんによるフォルクス買収以降である。株式非公開だったどんは、上場会社だっフォルクスを傘下に収めることによって、自社株を公開したのと同じ効果を得ることとなった。さらにフォルクスのいくつかの店はいつのまにか「ステーキのどん」に衣替えしていた。オレがテストの採点時によく使っていたフォルクス西田辺店も「どん」への改装工事中だった。ここはいつ行ってもほとんど客がいないので広いテーブルを使ってゆったりと採点できたのである。そんな便利な店をオレは失うことになるのだ。これはとても悲しいことなのである。オレはまだ一度も「どん」へは行ったことがない。もしも「どん」で喰うハンバーグが、フォルクスのハンバーグをしのぐモノであるならオレは何も文句を言わずに利用するだろう。しかし、逆にとうていフォルクスには及ばない味ならばどうか。オレは自分がファミレス難民になってしまうことを大いに恐れるのである。
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