◆◇ お気楽観劇日記◇◆
公演やビデオなどを・・・見たまま、聞いたままを
つらつらと書き綴ったまたまた気楽なコーナーです。

2006年02月21日(火)  雪組 『ベルサイユのばら』

またまたベルばらだよ。先月見たのにまたベルばらだよ。
チケットないよ・・・客演だよ・・・チケットないってばさ。

何度も見ようとは思っていない。
またまたかしちゃんのアンドレを見ようと妹と決めた。
こりゃまた消去法で決めた。

わたる氏のアンドレは・・・イメージじゃないな。
ミズは見たからいいな(←またこれだよ。)
あさこちゃん・・・いいな・・・。
まさちゃん・・・見たいけど平日だな。
じゃあ、またかしちゃん見る?・・・でかしちゃんアンドレになった。

でも、私はどうしてもまさちゃんのアンドレが見たかったので
会社を休むことにしてチケットをゲットした。

花の道をテクテク歩いていって・・・びっくりした。
すっごいサバキ待ち・・・20人はいた。
平日なのにすごい人。久しぶりやわ。このサバキ待ちの団体。
昔は劇場入ってすぐがサバキ待ちのエリアだったから、
そこで様々な争いを見てきたけど・・・ホント久しぶり。
みんな手に手に財布を持って・・・万札持ってる人もいた。
その人たちの前を通る時にうかつにかばんに手をやると・・・
「チケットありませんかっ!!!」と駆け寄ってくるからこわいこわい。
さささ――――っと通り過ぎる。

劇場内に入ってさらにびっくり・・・平日やのにすっごい立ち見。
「まさちゃん、平日だけやからなぁ。」

さて幕があがった。
小公子と小公女・・・じゃなかった小公子3人組だった。
小公子御三家だな。

感想を書こうと思っていても・・・覚えてないんだわ。
覚えていることを書き連ねると・・・

オスカルさまは凛々しくも甘いオスカルさまだった。
ベルナールはまるでおじさんだった。
ロザリーと並ぶと・・・年の離れた・・・って感じでちょいと気の毒だった。

ジェローデルのかしちゃんは麗しいのヒトコトだった。

そして・・・まさちゃんのアンドレはやさぐれていた。
どこかヴィットリオを引きずったアンドレだった。
でも優しいんだな・・・これが。
まあ個人的な好みなのだろうけど、久しぶりにアンドレを見てワクワクした。
朝海サンのオスカルがとてもかわいらしく見えてしまうくらい・・・。
お父上に殴られたオスカルの肩にぐっと力をこめる。
「アンドレだ〜。」と思ってしまった。
歌もうまくて・・・聞き惚れる。
元々、ベルばらの曲はなかなかいいものばかりで名曲と言われているぐらいだけど
しんみり心に染み入ったことは・・・あまりない。
でも久々に「聞いた〜♪」と思った。

ただまさちゃん・・・死んじゃう時・・・ちょっとあっさりだった。
あれだけ撃たれているのにまるで体に当たっていないかのようだった。
銃声とともに体に受ける衝撃が少なかった。でもいいんだ(←アホ/笑)
いきなり・・・終盤にいってしまったけど・・・オスカル・・・
途中えらいものに乗って登場する。

とても胴の短い・・・というか腰まわりのりっぱな白い・・・ぺ、ペガサス?
羽がついていて・・・にょにょにょ〜と飛んでくる。
黒子さんの乗ったクレーンで客席の頭上までやってくる。
羽がバッタバッタと動いている。この羽がこりゃまた短い。
私は『ヴェロニック』のロバちゃんを思い出してしまった。
ヒトコトでいうとスタイルの悪い中途半端なペガサスなのだ。
そのペガサスに乗ったオスカル様・・・。
「あ〜我が名はオスカ〜ル♪」と歌いなさる。
ちょっと気の毒になった。
やるならキチンと作ってあげようよ・・・大道具さん。
そう思っている間にスルスルと幕が降りた。
「え?ナニゴト?なんか起こったん?」って思ってたら、1幕が終わっていた。

そんなこんなで感想らしい感想なんて覚えていないわ。

そーだ。衛兵たちの中でヒトリ「う、うまっ!!!」と思って見てみたら
キムラさんだった。そう音月サン。うまいわ。あはは〜。

それからロザリーが何度か「オスカルさま。」と言うセリフがある。
そりゃ、オスカルさまに恋するロザリーだから、呼ぶだろうよ。
うれしい呼び方、哀しい呼び方・・・いろいろ。
でもね、でもね、私は最初に「オスカルさま。」と言った時、
「おつかれサマ」と聞こえてしまったのだ。
「お、お疲れさま?」・・・そうだよ、オスカルさまはお疲れだよ。

毎週アンドレが変わるし、馬に乗って飛ばあかんし、忙しいねん。
・・・だから疲れてんねん・・・。

あ〜、こんなんでもう1回ちゃんと見れるんやろか。
ちゃんと見て・・・堪能できるんやろか。
妹は・・・ちゃんと見れるんやろか。


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春吉

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