えーと　改めて毛皮。ほとんどが中国産なんだけど。
すごいんだ、毛皮が。デパートで、店で。
安くうってんだわ。
美女も、更には不美人やクソガキが身に着けて気取ってんだわ。
どうなってんだ。
前、ストールを買いにいった時のデパート店員は、
ブルーフォックスの見事なマフラーを持ってきて・・・
「あ、あのーお客様・・・毛皮〜とかは　やっぱ気にされるかしら」
こういう対応をするってことは、おそらく自分が毛皮非推奨派か
暗い顔をする客に多く出会ったってことだろうね。
「そうねー、毛皮ねー。きれいかもしんないけどねー・・・
そこまでしてお洒落したくないかな・・・」
「そうですよね。じゃあしまっておきましょうね・・・」
小売は、しかもデパートの一店員だし、結局売るのが仕事だから、
生産過程に関わることはないもんね。
フェイクが良いと意見をいったところで・・・。

それから頭の悪い理屈家たちの二の句は聞かなくてもわかる。
・だったら肉を食わなければ良い
・おまえの財布やジャケットは牛や豚の皮だろ
・かわいいと思う動物だけを愛護しやがって
・フェイク作るにも環境破壊なんだよ
　　　　　　　　∞
クラブの客にもいるんだわ。めでたい奴らがさ。
何も考えないことほど　幸せなことはないね。さぞかし毎日楽しいだろ。
貴様の脂ぎった顔のついた首をへし折ってどんな料理にしてやろうかと。
クソ不味いお前らの肉を家族に食わせてやろうかなー、なんて思ったり。
あっはっはー　おーこわいこわい。

これらの二の句たちを総括して結論を出すと、
文明を捨てろということか。それは良い考えだね。
太古の昔のように、群れを作ってマンモスを追廻し・・・
それは良いかもしれない。でもどうやって？
もしそうなったとしても、たぶんわたくしは
真っ先に死ぬだろう。風邪引いて死ぬだろうな。それでも良い。
それが生きるってことだから、生きることに意味があるんだとしたら、
死ぬことにも意味がある。
エヴァのカヲルくんだって言ってたじゃないか
「生と死は等価値なんだ。僕にとってはね。」

生きることが無意味であるとまでは言わない。でも、かなり人間は
知りすぎたんだと思う。それが文明ってやつなんだけど、ほれ、
ムー大陸だとかあれと一緒（考古学的根拠がないとかは今突っ込むな）。
人間が、神の領域まで足を踏み入れてしまったから、
きっと神は怒ってる。脳死、臓器移植の問題、遺伝子組換etc...
ノアの方舟みたいなことが、おそらくまた起こるだろうと思う。
その時わずか生き残る人間のうち、自分が入っているかどうかなんて
そんな些細なことは問題じゃない。
滅ぼされ、未開人へと退化して、文明を手に入れ、栄え、また衰退。
そうやって同じようなことを繰り返しているんだよ。
あー、話が飛躍した。
毛皮の話だった。
生を享け、楽しむことを前提とし、ある程度妥協した自分の規定。
・副産物としての毛皮は良しとすることにする。ウサギ鍋１３個食ったら
　その毛皮をつかって何か作っていいよ。
・化粧品は動物実験について配慮している所のを調べてつかう。
・かわいいと思わない動物も愛護する、ゴキブリとか殺す瞬間
ちょっとかわいそうかなって気がするっていうか目の前に出てこなきゃいいだけの話。

・・・そんなワタクシの夢は・・・
国を倒してから世界の終焉をみんなと一緒に迎えること。
それか、さっさと自分が先に滅びるのが良い。
生まれ変わったら　というか死んだ後は、エーテルとなって宇宙を
漂いたい。
今生きているうち、楽しむことができたんだから
それぐらい安らかでもよくね？

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