My Huckleberry Friend***
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2005年08月13日(土) タイムリーな話題

はい、例の事件から20年もたち、今や非常にタイムリーな話題となっとりますがー。
昔から折にふれ大人たちから 日航機事故についてよく聞かされたもんですが 色あせることなく20年も経ってしまったわけですね。
いや、色あせることなく というよりは、最近になって福知山線の事故がきっかけで、航空機は管制室のミスだとか 重箱の隅をつつくようにして報道されてるし その影響か。
福知山線の事故がなければ たぶん日航機の20年経過はおそらく
わりと大きな記事にはなっても ここまではならなかったんだろうよ。

法医学の授業では 日航機事故の現場写真を複数見せてもらったり
貴重な資料も紹介してもらったりして けっこうためになりました。
医学と法学にはクールな目線は必要不可欠なんですね〜
かといって遺族や当事者の感情をないがしろにしてはいけないけど。
それにしても、肉片一つから被害者の身元を割り出すなんて ものすごいことだと思いませんか。
体育館の温度は40度以上、休むことなくぶっ通しで手際よく 
肉片の振り分け、遺留品を保管。夏だから遺体の腐敗も早いんですね。
ありとあらゆる写真を見ましたが 本当にすごいですよ。
一つとして、原型をとどめるものはなかったです。
首だけのものや 手だけ 足だけ はまだ良い方で、どこの部分かすら
わからない肉片が多数。
肉片をみただけでは 判別なんてできやしません。
ましてや事故直後の遺族にそれを委ねることはなおさら酷だし
当然遺体の取り違えも頻発。

写真をみて、実体験者から直接聞いた話と予備知識だけで学習したわけで 
実際経験をしていないため、真に理解することはできないですが
こういう事故が再び起こってしまっては たまったもんじゃないねー。
(どこかで起きるとは思いますが)
パイロットの操縦ミスだとか それに限らず医者だとか
行為をするものが人間である限り ミスは必ず起こり得るわけですが
その可能性を限りなくゼロに近づけることは かなり難しいことですね。





  





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