祖母のこと覚え書き - 2005年02月23日(水) 私は祖母の一番末の孫でした。20人近くいる、私自身何人いるのか良くわからない孫の一番下と言うことで、祖父には良く名前を間違えられたりしたのですが、祖母に名前を間違えられたことは一度もありません。身内には少しきついくらいにしっかりもので、人に気を使う人だと思っています。 私は小さい頃、ポテトチップが好きで、そのくせ実家ではあまり食べさせて貰えなかったので、祖母の家で食べるのを楽しみにしていました。それをいつでも覚えていて大きくなっても、祖母の家に行くと良くポテトチップを出してくれました。 祖父との仲は良いんだか悪いんだか良くわからず、半ボケの祖父に良くきつい言葉をかけていました。無神経だけど単純で憎めない祖父と、気配りの細やかで人目を気にする祖母は対照的に思えてました。 綺麗なものが好きでした。以前入院していた時に、ピンクの花束を持っていったらかわいいと喜んでいました。そのくせ、自分の身に着けるものにはピンクは若いから駄目だと言っていたのを覚えています。本当はピンクが好きだったんだろうけど、私と母は年をとったら何を着ても許されると思っていたけど。 去年年賀状を出したら、今年も送ってくれて。私は今年は忙しくて余り年賀状を作らなかったので、祖母には出していなくて。もう返せないことが心残りです。ごめんなさい、おばあちゃん。 今日は風が強くて、暖かな、春を感じさせる陽気でした。12:26私はお昼ごはんを買いに外に出ていて、最近、死が身近になったなと考えていました。 これは私の為の覚え書き。 -
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埃の積もった本棚 |