日記ときどき週記...青木文

 

 

明日

『逃れの森の魔女』 - 2002年03月30日(土)

●『逃れの森の魔女』読了
 ドナ・ジョー・ナポリ/金原瑞人・久慈美貴=共訳/青山出版者
 ISBN4-89998-003-5 定価:本体1400円+税

 とても面白かったです。薦めたいので、珍しく細かくデータをのせてみました(笑)。
 グリム童話『ヘンゼルとグレーテル』のパロディ。魔女が主人公。醜い村の産婆が女魔術師(治療師)になり、悪魔の手に堕ちて魔女となり、やがて炎に焼かれるまでの話。
 久々に芯の通った物語を読んだ気分。神を信じる魔女として、悪魔の声と戦う主人公がとても清冽。最初からぐいぐいと引き込まれて、最後の数行はもう泣きながら読みました。
 海外ものですが、一人称で、訳が良いのでそんなに違和感なく読めるかと思います。愛情深く信心深い、でもヒーローではない主人公がとても魅力的でした。しっかりもので、現実的なでも子供のグレーテルも良かった。人物達が皆、それぞれに魅力的で、力のある物語を紡ぎだしてます。

 ちょうど、作ってたオレンジケーキを食べながら、これを読んでました。甘さが微妙にシンクロしてて臨場感(笑)。

 ちょっと気になったこと。
 この日記はもともとのオプションでリンク元解析できるんですが、昨日何故かやたらとカウンタ回ってました。解析見たら、トップページから何故か18回もアクセスが…。いつもの3倍くらい(笑)。何ごとでしょう?



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 けっこう、嘘も多いです。と言うかその場の思いつき、嘘ばっかです。


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