ひとりごと。
kakone



 発達相談

去年の12月にShakiの発達について相談を受けたときの事後相談を受けに行った。
前回心配していたような心配事はほとんどなくなっていたものの、やっぱり言葉の遅れは気になるところだったので・・・。

保健士さんによる現在の状況の簡単な質問のあと、専門の先生に見てもらった。内容は簡単な知能検査。
知能検査は絵をみて「犬はどれ?」「ボールはどれ?」という質問や箱の中に隠した人形がどこにあるか当てるものなど。木のビーズに紐を通すのもあった。検査項目は思ったよりたくさんあり、Shakiにはできないよ〜っていうレベルのものも。
これらの検査はちょっと訓練すればかなりいい結果が出そうな感じのものばっかりだったわ。そんなことしても正しい結果とは言えないわな。
やっとその場の雰囲気にも慣れ、調子が出てきたところで検査終了。ハハとしては「普段はもっとできるんですよっ」って言い訳したい気分だったわ。
でも、先生も多くのお子さんを見てきた専門家だからそこら辺は良くわかっているみたい。

検査結果をみた先生が一言・・・。
「普通のお子さんと逆ですねぇ」
簡単なレベルのものが出来ないのに少し難しいものが出来てたらしい。(私にはすべて簡単でどれが2歳児にとって難しいのかちっともわからなかったけど)
本当にアンバランスな子だわ・・・。
でも、私はそんなShakiが好き♪

総合的な診断結果
言葉の理解としては1歳10ヶ月程度。
発語のレベルは1歳6ヶ月程度。
うむむ、前回は言語性において10ヶ月〜1歳といわれていたから半年でずいぶん伸びたケド・・・やっぱり遅れてるんだわ。なんて思っていたら、先生曰く「遅れてはいるが正常の範囲」との診断。いわゆる個人差と見ていいってコト。

その後、今後のことについて指導があった。これはなかなかいいお話だったので書いておこうと思う。
言葉の発達において、「語りかけ」は非常に大事。
でも、もっと大事なことは、子供のサインを見落とさないこと。そしてそれにきちんと反応すること
人は「言葉」以外にいろんな言語をもっている。アイコンタクトやジェスチャー等。子供は常にそういったサインを出しているはずだから、それを見逃さず反応してあげること。これが一番大切なんだって。そのためにはできるだけ子供の目線に合わせて同じ視線で周りを見ていなくてはならないんだけどねぇ。
子供の指差したものや要求を「言葉」として置き換えていけば、そのうち子供は一番楽な言語が「言葉」だと気が付き、しゃべりだすでしょうってさ〜。
一方的な「語りかけ」よりよっぽど効果あるかもね。

Shakiは言葉が遅いから、私が意識してそのように取り組まなくてはならないけど、ほとんどの人はそんなことは自然とできていると思うけどね(^_^;)。


2003年08月01日(金)
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