天国の扉
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2002年01月14日(月)

不倫の是非


世の中、不倫が横行している。
さて、私は不倫の恋も恋だと思っている人間である。
今のところ、自分にはまったく縁がないし、
する気などはさらさらないけれど。
だから、友だちからご主人以外に彼がいると言われても
まったく気にはならない。
それで、自分の中できちんとバランスが取れているのなら
「見つからないようにね」と軽い警告をして見守ることにしている。
遊びなら、遊びでそれでいい。
要は何が自分にとって一番大切なものなのか、
守るべきものは何なのか、それさえ分かっていれば、
何をやっても個人の自由なのだと思う。

ただ

抱くこと、抱かれることにいちいち理屈をつけたりするのは、
恋ではないと思う。
相手が好きなら、自然な流れであって、
「好きだから」の一言でいいじゃないか。
そして、そういう関係になったにもかかわらず
新しい人に目移りしたからといって、相手のことを非難するのは
もっと違うと思う。

世の中、結婚相手に完全に満足している人は少ないだろう。
でも、みんな、それなりに折り合いをつけて夫婦をやっている。
その折り合いもつかないのだったら
いっそ、別れてしまった方が潔い。

ほんとの恋をしていると言いはるのなら
今の家庭を壊しても、その人といっしょになればいい。
そういう覚悟もないままに、
「私、不倫してます」なんてそれは単なる浮気でしかない。

周りに嘘をつきつづける人間は
いつか自分に対しても嘘をつくようになる。


      

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