剛な日々
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2003年10月25日(土) |
うつ病について、真面目な話 |
スマステで、うつ病チェックしてましたね。 設問1問目で、何のチェックかすぐにわかりました。 慎吾ちゃん、働きすぎだもんな。 しかも、明るい性格そうに見えて、実は結構無理してるとこあると思うし。 自分で気づかないところでも、ストレスいっぱい抱えてると思います。
私は、うつ病に関しては、ちょっとうるさいです。 何故かというと、自分がついこの間まで、それで治療してたから。 ずっと前から、ここの日記読んでくださってる方は、ご存知かもしれませんが。 今まで、はっきりと病名を明記した事は無かったと思います。 ここで、初めての大暴露です。 でも、これって恥ずかしい事じゃないんですよ。 隠す事でもないですし。 うちの父親も、自殺する一歩手前まで行っちゃった事もありますし。 周りにも、結構そういう人、いっぱいいます。
世間では、精神的な病気については、偏見があったりもするようですが。 本当は、それはあってはならない事です。 特に、管理職にある人は、職場のメンタルヘルスに関する知識と理解が必要なのです。 実際には、理解がある職場の方が少ないですがね。 私が前職をやめたのは、これが原因。 直属の上司には、理解しようとする気がありませんでした。 専門職のくせに、このありさま。 だから、普通の職場では、もっとひどいと思いますよ。
ちょうど、サントリーホールの椿姫やってる頃から内服治療を始め、今年の4月くらいまで続けてました。 今は、幸い内服なしで、まあまあの状態が保持できるようになりました。 うつ病患者は現代において、非常に増加しています。 軽うつとか抑うつ状態の人を入れると、もっと多いでしょう。 どんな人にでも起こり得るとは思いますが、なりやすい素因を持っている人は要注意。 私の場合、そんなに神経質な性格でもないんですが。 仕事に関しては、完璧主義的な面がありました。 看護師という職務上、失敗が許されない環境での仕事なので、そうせざるを得ない部分も多々あったと思います。 ダメな自分が許せない、自己嫌悪の日々。 つらいつらい事が多くて、どう解消していいのか、その方法がわからない。 人にやさしくするばかりの繰り返しで、やさしくされる事が少ない日々。 自分で自分をいたわる事をしないでいたら、壊れそうで。 でも、精神的にも時間にも余裕が無くて、それがうまくできない。 だから、臨床の仕事を離れました。 つらいことから、結局自分は逃げたんだなと思うと、それがまたストレスになりましたが。 時間が経つと、だんだんダメな自分が許せるようになりました。 ある程度、妥協する事も諦める事も必要なんだなと思えるようになりました。 うまく自己のストレスコントロールができるようになる事は、現代で生きていく上で、必要な技だと思います。 楽に生きていくには、どうすればいいのか? 個人個人によって、その方法は違うでしょう。 それを見つけ、確固たるものに至るには、結構な時間がかかります。 迷いに迷って見つけた、いくつかの方法。 私にとって、その方法のうちの一つが、剛くんとスマップさんなんだろうと思います。
大事な彼らへ。 自分を大切に、いたわってあげて下さい。 頑張り過ぎないで下さい。 活躍してくれることは、ファンとしてとても嬉しい事ですが。 スマステでの慎吾ちゃんを見て、さらに強くそう思いました。
皆様も、どうぞ自分を大切にして下さい。
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