インコの巣の観察日記
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2004年11月19日(金) |
オスカル・ミニャンブレスの憂鬱 【追加アリ】 |
Miñambres: "Para estar sin jugar, me hubiera quedado en Madrid"
EL Mundo Deportivoの見出しを見た時「あぁやっぱり。とうとう我慢の限界超えたか...」と思いました。
にゃ〜の気持ちも判るんですよね。プレーの機会を求めてReal Madridを出たのに、現状は...(涙)
Lotina監督のコンセプトとしては、まず守備ありき、なんですよね。だからにゃ〜よりもIbarraなんだと思う。
私は攻撃的なSBが好きだから、Ibarraは少々物足りない。そりゃぁSorinさんのようにとは言わないけれど(笑)、
もう少し上がっても良いと思うんですよね、ちゃんと戻ってきてくれること前提ですが。
にゃ〜を1列前で使うとしても、Lotina監督のプライオリティはMaxiやCorominasの方が高い。
ここでもにゃ〜は3番手。同じベンチの置物になるのなら、そりゃReal Madridの方がマシだと考えて当然。
だって、にゃ〜はMadridっ子だもの。私と同じく、Madridの街が好きなんだもの。
それに、確か彼の奥さんもMadridの人だったように記憶していますが...。
Madridが好きな人間にとっては、Barcelonaと言う街は相当に住みにくいと思う。
私が、自身のBarcelona行きをあーだこーだ、色々と愚痴るのは、やっぱり苦手な町だから。
なぜ、7年前、私はBarcelonaへ向かったかと言えば、それはReal Madridについていったから(爆)
クラシコのためにCamp Nouへ向かったReal Madrid...私は彼らを応援するためにBarcelonaの街を訪れた、ただそれだけ(苦笑)
その時「余程のことがない限り、二度とこの街に足を踏み入れることはないだろう」と思った。
それほど、あの街の印象は良くなかった。でも、その余程のことが起こったから、だから再び訪れようとしている...。
余程のこと...長くても、余命3年のMauricioさん(笑)、彼がピッチを去る前に、再び彼のプレーを見たいと言うこと、
そして、いくら苦手なBarcelonaと言えども、ParisやBordeauxと比べると雲泥の差で
私にとっては居心地の良い場所であると言うこと、そして、そこにPochettinoが戻ってきたと言うこと、
これらの偶然が重なって、私のBarcelona行きは必然となるのです(笑)
あっと、話がそれたけれど、きっとMiñambresにとっても、ただでさえBarcelonaは居心地良くないと思う(苦笑)
我慢の限界超えても仕方ないって、私は思いますよ。
no descarta abandonar la entidad en diciembre. と言うことで、12月には出て行くことも視野に入れてる。
週末のSevilla戦はMaxiがサスペンション、その代役としてにゃ〜が起用されるのではないか、と言われているのですが、
もし、ここで使ってもらえないのであれば、出て行ったほうが良いかもしれない。
と言っても、にゃ〜の行き先はReal Madridしかないのでしょうけれど。
レンタルで移動した選手、シーズン中の移籍は、レンタルバックしか認めてもらえないですよね??確か...。
Real Madridに戻れば、彼はFigoとMichel Salgadoの控えと言うことになる。
でも、にゃ〜は、この2人のことが大好きだからね(笑)
FigoとMichelは仲が良いから、一緒にいること多いけれど、その2人に離されないように
一生懸命後ろにくっついていってるんだもん、にゃ〜って。
そのFigoとMichelが一緒に右サイドを組むのも、どうやら今シーズンが最後となりそうだし、
その最後のシーズン、一緒に闘うのも良いのかもしれないなぁOscar....って、私は出来ることなら
彼にはEspanyolで頑張って欲しいと思っている。Pochettinoと一緒にピッチに立って欲しいと思ってる。
でも...難しいな。Espanyolが今シーズン、Ligaしか闘わないというのも辛いね。
カップ戦要員になることさえ出来ないんですからねぇ...はぁ困ったなぁ...(涙)
- El Salerって、パラドールに泊まるの?? -
クリスマス休暇前、Ligaは週末の試合、ミッドウィークの試合と、日程が詰まりますが、
実はその時、Espanyolは2試合続けてアウェイで闘うことになるんです。
19日がNumancia戦、22日がValencia戦、このように予定されております。
そこで、チームはこの間をミニキャンプに充てることにしたようですよ。
場所は、Valencia近郊のEl Saler...そうです、スペイン代表の国内合宿地で有名な所です。
SoriaからBarcelonaへ戻って、またValenciaへ移動と言うのは日程的に厳しいし、
選手の負担も大きいし...と言うことで、この方が効率的かもね。
集中して、Valenciaとの試合に臨むこと出来るし、2004年最後の試合は勝利で飾りましょう!!
あ、ってことは、Soriaに移動する前にCartaが届くように送らなくちゃいけないのか...。
12月入ったらすぐに投函しなきゃ。また、西訳に頭を悩ます時期がやって参りました(笑)
さて、昨日の続きでVenezuela戦について書こうと思ったのですが...何となく、
この月のこの時期になると、思い出されるのは、やっぱりPochettinoことだから...(笑)
さっきね、Ligue1の放送予定を見ていたら、PSGの試合が今夜だったんですよ。
久々のフライデーナイトマッチ。そう言えば...2年前のあの時もそうだったなぁ、って
Pochettinoのことを思い出していたんですよ。日本代表 - アルゼンチン代表の時のことを。
あの時PSGの相手はNantes戦だった。木曜日のお昼に成田空港を発ったPochettinoは
同日夜ParisのCDGに到着、なのに翌日のPSG - Nantesにスタメンフル出場していた(驚)
タフだなぁ...と、この時ほど思ったことはないです。マジで良くやるよ...と(笑)
私は、アルゼンチン戦のために有給を取らなくてはならず、上京する前は残業続き。
おまけに、極度の緊張と不安から食欲不振に陥って、フラフラの状態で“のぞみ”に乗ったんですよ(笑)
寝てない、食べてない...良く、あれで体力持ったよなぁ...と自分でもビックリ。
あの時会った友人たち皆に「大丈夫??」と心配されましたが、Mauricioさんが
私のパワーの源なんで、平気って言えば平気だったんですけれどネ。
Pochettinoと言えば、私にとって一番記憶に残っているのは、その香り。
彼がつけていた香水の匂いが、一番強く印象に残っているんです。
昨年の夏も、今年の夏も、彼と同じ香りをつけていたけれど(初夏〜秋口にかけてしか、私には使えない香りなんです)、
とうとう空になってしまいました。ってことで、今度旅行に行く時、免税店で買おうと画策中(笑)
Pochettinoの出番は5分ほどしかなかったけれど...あの時の思い出は最高に楽しいものばかりで、
いつ、何を思い出しても嬉しくて楽しい気持ちになれる。
まぁ、確かに...「Pochettinoのファンってホントにいない」と言うことを改めて思い知った時でもあったわけですが(爆)
「Mauri!!」「Poche!!」って叫んでいたのは私と親友の2人だけだったよなぁ。
「すかろ〜に!!」と叫んでいた女の子は1人だったから、それよりはマシだったかしら??(笑)
もちろん、その「すかろ〜に!!」の叫び声の主は、今はスペインへ行ってしまったKayちゃんです (爆)
最後に...日曜日のSevilla戦、Sanchez Llibre会長が遠征に帯同するそうで、Palcoから応援するとのこと
そのSevilla戦はサスペンションで出場不可なMaxiは、他の代表選手よりも少しだけゆっくりする時間があったようですね。
彼は急いで帰る必要もなくなったので、1日滞在を伸ばして、明日、Barcelonaに戻ってくる予定です。
以下、追加部分です。
さっき、Sevilla戦の召集メンバー見たのですが...(鬱) (鬱) (鬱) (鬱) (鬱) (鬱) (鬱)
あ〜あ、やってしまった...もう、出て行くしかないかなぁ。
Lotina監督、Miñambresをconvocatoriaから外しました。彼はSevilla遠征に帯同しません(涙)
その一方で、この試合はMaxiとMiñambresがメンバーから外れたので、代わりに
若いJonathanと、そして今シーズン初めてDomiがリスト入りしたとのことです。
元PSG、Newcastle そしてLeedsでのプレー経験も持つフランス人のDidier Domiですが、
今シーズン、国王杯のTerrassa戦でメンバー入りした以外、リーグ戦では一度も呼ばれることがなかったのですが、
初めてLista de convocatoriaにその名を連ねることになりました。
こう言うの見ると、余計にMiñambresとLotinaの関係は終わってるのかなぁ...と思ってしまう。
MIÑAMBRES PAGA CARAS SUS PALABRAS: NO VIAJA A SEVILLA
コレはasの見出しです。正に彼の言葉、その代償は高くついたということです。
本当に難しい問題ですよね。今、Real MadridではMorientesが同じように納得いかないって気持ちを抱えているだろうし、
今までにも、あのチームでは今はEspanyolにいるDaniや、SavioやMunitis、McManamanにそしてBaljicと言った選手が同じように
「自分はベンチに座るために、Real Madridに来たのじゃない」と思ったり、あるいは口に出したりしていた。
昨シーズンの今頃、私は「彼はbanquilloに座らせるべき選手ではない!!」と、Girondins de Burdeosに対してと言うか、
Michel Pavonに対して怒りをあらわにしていました。Pochettinoはピッチに立つべく、Bordeauxに行ったのに、
何ゆえ、ベンチに座る彼を私は見なくてはいけないのだろう??と。一刻も早く、出て行って欲しいと思っていた。
果たして、Espanyolを出ることが、Miñambresにとって良いことなのかどうなのか、それは誰にも分らない。
そして、誰も彼に対して「出て行け」「出て行くな」と言うことは出来ない。なぜなら、それを決めるのはOscar自身なのだから。
彼に関する記事、全部に目を通せてはいませんが、色々とLotina監督に対する不満を述べてるようです。
自分がEspanyolに来たのは、Madridを後にしたのは、監督が自分のことを望んだからだ、なのに、この仕打ち...納得行かない!!と。
確かに、あのMercadoが閉まる直前、インコが必死で捜し求めていたのは左サイドの選手でして、
一生懸命KilyのCedidoを試みようとInterと話し合っていたけれども色よい返事は貰えず、結局Amaviscaに行き着いたわけですが、
まぁ、尤も蓋を開けてみたらOscar Serranoが十分戦力として機能してくれて、補強した選手の方が控えとなったわけですが...
右サイドに関しては、それほど困ってはいなかったんですよね。
元々最初のターゲットは結局ATMDへ行った元CeltaのVelascoでしたが、
高額なために手が出せず、Oportoが買い取らなかったIbarraを獲得したことで、穴は埋まりましたから。
もう一度、あの前後の記事を読み直さないと、にゃ〜獲得の経緯について詳しくは分らないのですが、
どう言った意図で獲得されたのか、それもLotina監督が望んだものなのか、それともCristbal兄さんたちクラブ側主導だったのか...。
「Madridに残っている方がマシだった。」「こんなことならReal Madridを離れなかったのに...」
メディアに載ってること全てが、彼の本心・本当の言葉とは思わないけれど、案外、コレがにゃ〜の本音だと思います。
Espanyolを、と言うかLotinaを恨む気持ち、判らないでもないです。私だってにゃ〜にはピッチにたって欲しいから。
たとえ、彼がEspanyolを非難して出て行ったとしても、私は彼を叩けない(苦笑)
私、にゃ〜と言うか、Real MadridのCanteranosには甘々な姉ちゃんですからねぇ(笑) やっぱり、彼らの味方をしてしまう。
何とか、双方にとってより良い結論を導けると良いのですが...。
- I Believe I Can Fly -
01/02シーズンのCoupe de France、対OM戦。
数ヵ月後にW杯を控えたMauricio Pochettinoは怪我で戦線離脱中でした。
彼の不在時、DFを引っ張ってくれたのはGabi Heinze。
その彼が決めた起死回生の同点ゴール(結局PK戦でPSGが勝利)を決めた後、
祝福の為に駆け寄るRonaldinhoの手を振り払い、一目散にスタンドにいるPochettinoのところへ駆けてきてくれたGabi...。
後にPochettinoはこの時のGabiの行動が嬉しくて仕方なかったと語っております。
Gabiを抱きしめる両腕に、その思いが込められていると、私も感じました。ちょっぴり嫉妬もしたけれどネ(笑)
AyalaやPochettinoが飛ぶ時には翼は見えないけれど、どうしてGabiが飛んでいる姿を見ると、
その背中に白くて大きな翼が見えるのだろう...どこまでも高く、高く、飛んで行くように思える...。
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