インコの巣の観察日記
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2004年09月26日(日) |
リーガ エスパニョーラ 第5節 エスパニョール対マラガ プレビュー |
プレーが全体的に落ちついていて余裕があるのがいい感じ。
これ、Unitedスレで見つけた、Gabiに対する褒め言葉です。
見た瞬間、私が爆笑したのは、想像に難くないかと...(爆)
だって、落ち着いてるとか、余裕なんて言葉、ちょっと前までは、
これほどGabiに相応しくない言葉ってなかったもの(笑)
この日記の、最初の頃...2002年の8月や9月の頃を読み返してもらったら、よくお分かりだと思いますが、
あの頃のGabiって、本当にバタバタしていたモン。
もうね、いつだって一杯一杯で、Pochettinoに置いていかれないように必死で後ろをくっついていってた。
それが、今や!!何たる進歩、何たる成長!!Gabriel Heinzeは本当に良い選手になってくれました。
私の自慢です(笑)もちろん、Mauricioさんにとっても自慢の弟、自慢の親友でしょうね。
この他にも、Gabiに対する好意的なコメントは色々と見かけます。
赤い悪魔ファンの友人も「ファギーはともかく、サポの心は掴んだようですよ、闘う気持ちが伝わってるのでしょう」
こんな風にGabiを評してくれました。Manchester Unitedファンの人に褒めてもらえることほど嬉しいことはないですよね。
昨日のTottenham戦は、前半だけLiveで見て、後半は睡魔に負けて撃沈...今朝録画再生で見ました。
Gabi、頑張っていたよなぁ...そして、あのメンツの中に入ると、異様に足元がしっかりして見える(爆)
ボールを繋ぐこと...アルゼンチン人だからこれに関してはイングランドやウェールズやアイルランド出身の選手よりも
遥かに意識が高いし、また技術が高いのは当然ですけど、DFなのに「巧いよな」と思ってしまう(笑)
それに、何と言ってもフィードが正確ですよね。今まで、代表やPSGでも見せてくれていた、
レンジの広いサイドチェンジ、昨日の試合でも見せてくれていた。
「あ、大丈夫。Gabiは落ち着いてる。ちゃんと、遠くまで見通せているんだもん」
このプレー、実は私にとってはとても大きな意味を持つプレーだったんですよ。
たった1本のサイドチェンジだったのですが、何て言うのかしら??
彼がPremiershipでプレーすることに対して、あるいはManchester Unitedでプレーすることに対して
「心配なんて一切しなくても大丈夫だよ」と、Gabiからのメッセージのような気がしたんです。
今まで通りのGabiを応援していけるような、そんな安心感を与えてくれるプレーでした。
Manchester Unitedのゴールは、Van Nistelrooyが決めたPKですが、これはO'Sheaが倒されて得たもの。
そのO'Sheaへの見事なクロスを上げたのが、Gabiでしたよね。
これも、左サイドを上がったGabiが、逆サイのフリーなO'Sheaをちゃんと見ていた証拠。
Manchester United...本当に素晴らしい選手を手にしましたね!!LiverpoolのXavi Alonsoと並んで、
この夏、最も効果的な補強の1つと言ってよいんじゃないですか??それに引き換え...Real Madridのマヌケっぷりと言えば(苦笑)
だからぁ、DFラインにGabi、そして中盤の底にXabi Alonsoを獲得しろって言ったじゃん、私(爆)
Gabiが居れば、別にRobertoがMilanへ移籍したって平気でしょ??
Roberto、本当に出て行きたい??あんなチームって見限る??キミが幸せになれるのなら、
別に拘らなくても良いよ。今のReal Madridは...逃亡した者勝ちだから(涙)
では、Espanyol – MalagaのPreviaです。
- Malaga戦召集メンバー -
前節のGetafe戦との入れ替えは、怪我のDaniがリストから外れ、代わりにCBのSoldevillaが召集されました。
19名のリストは以下の通りです。(ベンチ入りは18名なので、誰か1人がスタンド行きです)
GK: Kameni, Lemmens,
DF: Ibarra, Lopo, David Garcia, Pochettino, Jarque, Soldevilla
MF: Ito, Àlex Fernández, Angel Morales, Fredson, De la Peña, Amavisca
FW: Maxi, Óscar Serrano, Ferran Corominas“Coro”, Tamudo, Posse.
- EFEの予想スタメン -
Espanyol: Kameni, Ibarra, Lopo, Pochettino, David García, Ito, Aléx Fernández,
Maxi Rodríguez, De la Peña, Oscar Serrano y Tamudo.
Málaga: Calatayud; Gerardo, Fernando Sanz, Juanito, Valcarce; Edgar, Romero,
Miguel Angel, Duda; Amoroso y Wanchope.
Árbitro: Esquinas Torres (colegio madrileño).
Estadio: Olímpico de Montjuic.
怪我でDaniが戦列を離れているので、PivoteがItoとAléx Fernándezの組み合わせとなり、
代わりにDe la Peñaを1列前へ上げることになりそうです。4-2-1-2-1って感じになるのかな??
そのDaniですが、ただ今メディカルスタッフと共に一生懸命回復に励んでおりますが、
次節のAlbacete戦までに100パーセントのコンディションに持っていくのはムツカシイとの見通しです。
無理させるよりはW杯予選で1週飛びますし、完璧な状態でDerbyを迎えるほうが良いのかもしれませんね。
さて、今週の対戦相手のMalagaですが...DeportivoがMontjuicを非常に苦手としているのに対して、
このアンダルシアの青白チームは逆にEstadio Olimpicoが大好きなんですよ(困)
過去、5シーズンの結果が載っていたので、参考資料としてあげておきます。
99/00 Espanyol 0-2 Malaga
00/01 Espanyol 1-2 Malaga
01/02 Espanyol 1-2 Malaga
02/03 Espanyol 2-1 Malaga
03/04 Espanyol 1-2 Malaga
ちなみに、Manzano監督の対Espanyol戦の戦績は、7試合で3勝2分2敗、9得点8失点。
ってことで、リンゴの木監督もインコに勝ち越しております(涙)
何か、インコにとって明るい材料はないか...と探してみると、こんなのがありました。Lotina vs Manzanoと言う対戦成績。
最近5試合の成績では、Lotinaの4勝1敗。9得点3失点。と言うことで、ウチの監督はManzanoには強いです(笑)
Malagaの2トップ、WanchopeとAmorosoは非常に強力ですよね(怖いよぉ〜)
彼ら2人vs Pochettino・Lopoの争い、絶対に負けるわけにはいきませんよね。
asのプレビューでは、さらにインコの左サイドのOscar SerranoとMalagaの中盤、Miguel Angelがキーになると見ていました。
あと、インコのほうはItoとAlexのDoble Pivoteがどうなるのか、そしてトップ下に入った、
De la Peñaがどんなプレー見せるのか...これも大きく絡んでくると思いますよね。
実は昨シーズン、インコはMalagaにCasaでもFueraでも負け、2敗しております。
特に、La Rosaledaでの試合...日記に書いたように、私、この試合はCatalunya Radioで実況聞いていました。
もう、最悪の試合だった(苦笑) 「睡眠時間、返せ!!!」と、すっごく虚しい気分になったことを覚えております(苦笑)
この試合...何がヘコんだといえば、いくらFueraとは言え5失点もしたこと。
やっぱりねぇ、ディフェンダーのファンって言うのは、失点に対して一番ナーバスですから。
この試合は、中盤の底で守備を統括するはずだったAlex Fernandezを怪我で欠いていて、
サイドはまぁ、David GarciaとDomoraudがカバーしてくれていたのですが、
結局LopoとPochettinoの2人だけで真ん中のスペースをかなり広い範囲カバーするハメになった。
何せ、中盤は右にMaxi、左にHadji、真ん中がFredsonとPeñaとJordi、トップにTamudoと言う、
どうやって、バランス取るの??どうやって守るの??って組み合わせだったんで...(苦笑)
Alexだけでなく、今シーズンはItoがいるので、彼がバランサーになってくれるはず。だから、同じような失点はもうしないよね!?
あ、でも今、El Mundo Deportivo見たらLotina監督のコメントとして、
“Es posible que jueguen Àlex e Ito, pero también hay otras opciones como las de dar entrada a Amavisca o Posse”.
なんてものを見つけた。う〜ん、オプションとしてItoだけをPivoteにしてAmaviscaやPosseを投入することも考えているのか...。
ま、どういう布陣でどういう闘い方をするのか、Lotina監督のお手並み拝見ですね!!
あぁ、試合見たいなぁ。Espanyol全試合放送のシーズンパック、少々高くても私、申し込むからさぁ(笑)
今夜の試合は、Getafe戦に完敗した後の大事な試合です。再び勢いに乗れるか、それとも
「あぁ、やっぱりいつもの年と一緒か...」となってしまうのか、最初の分岐点になる試合。
しかも、Mauricioの記念試合だし、絶対に勝って欲しい。
では、恒例の「勝て勝て勝て勝て、カーサやぞ!!」(笑)
では、その他の国リーグ戦について。イングランドについては、最初に書きましたので、それ以外の国を。
ドイツでは、車屋さんが首位を守りました。82分にJankerにゴール決められ、
「あ〜あ、引き分けかぁ。」と思ったところKlimowiczのロスタイムのゴールで勝ち越し!!
で、↑のような、歓喜の輪となったわけです。あ、Quiroga発見!!髪の毛随分と伸びたんだねぇ。
この間、来日した時も「延びたなぁ」と思ったけれど、更に伸びた??完璧に1つでくくれるものね(笑)
ちなみにFacundoくんは一番左端、18番の選手がそうです。
ただ、D'Alessandroが前半の38分に交代しているので...これが復帰戦だったのですが、怪我の再発でしょうか??
チリ戦に向けて、Pekermanの召集を受けているので、ちょっと心配です。
Wolfsburgの公式、早く英語版も更新して下さい!!マッチレポート、ドイツ語しか載ってなかった(笑)
この試合って、今夜放送ありましたっけ??録画して見るのが一番早くて確実かしら??(笑)
Wolfsburg、今季の充実は守備の安定に因るところも大きいと、Bundesファンの間では言われているようですが、
Quirogaファンの私としては、それはとても嬉しい褒め言葉です(笑)
Manchester Unitedファンが「エインセ獲っておいて良かったな」と思うのと同じように
「Quiroga獲っておいて良かったな」と、みんな思ってくれているのかしら??
Wolfsburgの公式に掲載されているポートレートなんですけれど、
髪の毛伸ばして、しかもヒゲありのFacundoくん、随分と印象が違って見える。
って言うか、初めて会った頃に比べて、物凄く大人になったなぁ...髪の毛逆立たせて、メッシュ入れてたころとは別人だ(爆)
Gabiもそうだけれど、どんどん人間としても成長していってる彼ら、益々その男っぷりに磨きがかかるのは嬉しい限りです。
ドイツの次はおふらんすから。
Halilhodzic監督の首がかかったPSGでしたが、Pauleta様のゴールで何とか勝利!!
コレが、PSG今シーズンの初勝利です...ってLigue1は8月の頭に開幕していたのに(泣)
相手はStrasbourg、しかもParcの試合、なのに苦労して(Pauletaのゴールが決まったのは79分)
やっと勝ち点3獲得...ここに今シーズンの不調が見て取れますよね(涙)
明るい話題としては、Ljubojaが怪我から復帰したってところでしょうか??
これで暫定順位で15位。今夜の試合でNantesが勝利すれば、抜かれて16位に落ちます。
道のりは...遠いね。Parisの選手が笑っていないと、やっぱり私も寂しいです。
好きな選手は、PochettinoもHeinzeもHugo LealもFioreseも、CardettiもArtetaも、
もう誰も残っていないけれど...それでもやっぱりPSGは気になるチームです。だってそれは...
PochettinoとGabiが愛したクラブだからです。Pochettinoが2002年のW杯を戦った時、
彼の所属チームはPSGでした。そしてGabiがその働きを認められてアルゼンチン代表に
召集されるようになった時、彼の所属チームはPSGでした。だから、PSGには借りがあるんです(笑)
先日、ValenciaのMistaが「Valenciaは大好きだけれど、フロントは大キライ」と言ったのと同じように、
私も「PSGは好きだけれど、フロントは大キライ」なんだと思う(苦笑)
ブローニュの森も、Parc des Princesも、サポーターの歌声も、発炎筒の赤い炎と
スタジアムを埋める白い煙も、選手たちも好きだけれど...上層部が好きになれない。
ま、これってReal Madridにも大いに当てはまることなんですけどネ(笑)
つくづく思う。私って、本当に選手第一なんだなって(笑)
自分自身の今までの経験だとか、友人知人との付き合いの中でプレス関係者や、
あるいはクラブ関係者と言った人たちの立場だとか、彼らがかかえる苦悩だとか、
そう言ったものに、直接あるいは間接的に触れて...自分なりに理解はしているつもりです。
それでも...私が何よりも大切に思うのは、ピッチに立つ選手たちが笑顔でいること。
自分が自分らしく、自由にその魂を解き放てるように...いつだってそう願っている。
なぜなら、私は“ファン”だからです。選手の支持者だからです。
だから、クラブは二の次なのかもしれない。自分が自分らしくいられないのなら、そんなクラブは捨ててしまって構わない。
どれだけの人が、そのことに対して非難しようとも、いつだって、私は彼らの味方です。
私は...自分が一旦「この人のこと好き!!」と思って応援し始めた選手のことは捨てられないから。
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