インコの巣の観察日記
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2004年05月21日(金) アルマゲドン

ホントにもう、あと54時間くらいで結果が出てしまうんですよね...

泣いても笑っても、03/04シーズンのLigaは終わる。全ての順位が確定する。

そして、Espanyol、Celta、Valladolidの中から2つが落ちる。




私の周囲にはCeltaのファンがたくさんいる。

Ligaをスペインのfutbolを愛でる人ならば、あのクラブに心惹かれるのは当然のことだから。

もちろん、私も好き。あの空色のクラブが大好き。彼らにも辛い思いはして欲しくない。

でも...もうEspanyolもCeltaも共にPrimera Divisionに残る道は残されていない。

神様はなんと意地悪なんだろう...。



ついでに言うと、私はValladolidも好きです。だって私が見つけたとき、Gabiは白と紫のCamisetaを着ていたのだらか...。

半泣きになりながらも一生懸命守備する姿があまりにいじらしくて、以来私はずっと彼を見守り続けているのだから...。





私の友人の中に、必死でCeltaを応援している人がいる。

何故なら、Celtaは彼女の“運命の人”がプレーするチームだから。

私は彼女と彼女の好きな選手のことも良く知っていて、

だから2人に辛い涙は流して欲しくないと思ってる。私は2人ともが大好きだから...。



「CeltaもEspanyolも、一緒に残留できるといいね。お互い頑張って応援しようね!!」


お互い、こんなメールをやり取りしていたけれど、さっきも言ったように揃っての残留はあり得なくなった。


そう...私か彼女か、どちらかは、失意のうちにシーズンを終えなくてはならないのだ。




恐らく、彼女は必死の思いで愛する選手の活躍と、彼のチームの勝利を願うだろう。

そして彼の選手は...彼女の思いを、多くのファンの想いを受け止め、それを力とするだろう。

私は彼女が好きだ。彼女は大切な友人だ。そして彼女が愛して止まない選手のことも好きだ。


でも...でも、私だって負けない!!



私も心の底から祈るだろう、Espanyolの勝利を、Pochettinoの活躍を。





私はMauricio Pochettinoが好きだ。大好きだ。

確かに私にとっての運命の人はRedondo兄ちゃんだと思う。あの人は私の人生を変えた人だから。

11年前、彼を見つけて心惹かれて...私は自分自身を壊さずに済んだのだから。

今、自分がここにこうやっていられるのはRedondoのおかげ。


でも、そのRedondoと同じくらいPochettinoは私にたくさんのものを贈ってくれた。

私がファンであること、ずっと応援していることを伝えて、一番喜んでくれたのはPochettinoだった。

私の方がいつも勇気付けられ、何度も助けてもらっているのに、

「ずっと応援してくれて有り難う」って、私にお礼を言ってくれた。

そんなMauricioさんのことが、愛しくてたまらなくて、もっともっと好きになって

いつだってありったけの声援と愛情を贈ってきた。だってそれが、私に出来る唯一のことだから...。



10年近く、ずっと見守り続けてきた彼への想い、

それは彼女の思いに負けていない。世界中の誰にも負けないと思ってる。



負けない。私は負けない。そしてMauricio Pochettinoは負けない。Espanyolは負けない。

54時間後...彼はきっと歓喜の輪の中にいると信じている。






この第38節、Liga Española03/04シーズンの最終戦...

EspanyolとCeltaの残留を賭けた闘いは、実は2人の女の愛の深さを賭けた闘い <アルマゲドン> なのであった(爆)


ホント、女はコワイですよ!!(^_^;)






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