インコの巣の観察日記
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未だにショックが抜けきらないMadridでの爆弾テロ事件。 どうしても、今日もこの話題からお伝えすることになってしまいます。
ご存知かと思いますが、現BetisのAlfonso Perez Muñoz...危うくこのテロに巻き込まれるところでした。 あと30分、Atocha到着が遅れていたら...本当に助かって良かったです。 数年前、NY発Paris行きのTWA便に現RomaのPanucciが搭乗しなかったとこを 知った時の安堵感を思い出しました。Alfonso、大好きなだけに助かって本当に良かった。 反面、亡くなった方々のことを思うと、心が悲鳴をあげてしまいます(涙)
- 黙祷 -
Espanyolの会長であるSanchez Llibreはこのテロの影響を考えて、 週末のLigaを延期すべきだと発言しましたが、Espanyolの選手たちももちろん、 この会長の考えに賛同し、試合の延期を支持していました。 しかし、連盟の方はこれを認めず、試合開催を命じました。 と言うことで、何人の選手かは哀悼の意を表するために、日曜日の試合でゴールを決めたら、 これを特別に犠牲者の方々に捧げようと、考えているようです。 恐らく...誰もがゴールを決めても喜ばないんじゃないかな...と思います。
Espanyolはクラブとして犠牲になった方々に対する支援を惜しまないと申しております。 爆弾テロがあった日、Espanyolの練習は11時から予定されておりましたが、 多くの選手たちは練習前のロッカールームで、この惨劇の詳細を知ったようです。
これを受けて、急遽選手監督コーチだけではなく、Sanchez Llibre会長以下理事たち役員、 クラブに関係する全員がMontjuicの丘にあるEstadio Olimpicoに集まることになりました。 そして、練習が終わった後に5分間の黙祷を捧げたとのことです。
Espanyolの公式サイトでこれを見た瞬間、Mauricioさんがすぐに判った私... 実況のアナウンサーに負けるはずありませんって(笑)
どうでも良いですが、後ろに写るAngel Moralesの足元が気になるんですけれど...(苦笑) 帰りにどこも寄るつもりなくて、お家へ直帰するつもりなのかしら??だって足元つっかけ履きなんだもん(笑)
なお、週末のLigaの全試合で選手たちは“brazalete negro”腕に黒い喪章をつけてプレーし、 また試合開始前に1分間の黙祷が捧げられることになっております。
- Lopoのデビュー戦 -
さて、先日お知らせしたLopoの100試合出場ですが、簡単にコメント訳しておきます。 「100試合まで到達したけれど、ココまでくるのは簡単じゃなかったよ。 (150試合、200試合と)この先もっと記念試合をお祝いしたいと思ってる。 チームは戦う気概に満ちているし、我々には希望がある。 日曜日は残留を達成させるためには、とても良いチャンスだ。 もっと順位を上げられることを証明するための重要な試合となるだろう。」
ちなみに、このLopoのデビュー戦はと言いますと、1999年の4月11日、 Montjuicでの対Real Zaragoza戦のことだそうです。 この試合、Raul TamudoのGolで先制するもZaragozaのMarcos Valesに決められ同点。 終了間際にハンマーパンチ7号ことDario Silvaが90分に勝ち越し点を決めEspanyolが勝利した... という結果に終わっております。(特記事項:前半28分2枚目の黄紙でKily Gonzalezが退場)
その決勝点を挙げたDario Silvaとロスタイムに交代してピッチに立ったのが Albert Lopoなんですよね。コレが彼のデビュー戦です。
この試合のSammaryを見たのですが、凄く興味深かったので、もう少しこの試合のお話を (笑)
Espanyolの監督はアルゼンチン人のBlindisiでした(アルビレックス新潟の反町さんが師事して監督です) GKは今もEspanyolにいるToni(間にAtleticoを挟んでおりますが...)DFはBielsaを引き継いだだけあって??3バック。 右からNando, Capdevila(現Deportivo), そしてPochettino。 中盤はフラットな4人。右から順番にNan Ribera, Arteaga, Helguera(現Real Madrid)、そして左サイドがSergio(現Deportivo) トップは3人、右からTamudo, Dario Silva, Quique Martinと言う3-4-3でした。
う~ん、かなり豪華なメンバーだぞ、コレは!!(爆)
対するZaragozaも実はかなり豪華メンバーでして...こっちは4-4-2なんですけれど、 後ろから順番に言うと、GKがMondragon(現Galatasaray), DFラインは右からCuartero, Aguado, Pablo, Paco, 中盤が“Toro”Acuña, Kily Gonzalez(現Inter), Marcos Vales, Garitano, 2トップが右にGustavo Lopez, Milosevic(共に現Celta)となっております。
みなさん、順調に出世なさってくださったようで...(笑)
- ファッションセンス -
オマケです
Mauricioさん、相変わらずレザージャケットがお好きで(笑)今日はブルージーンズのようですね。 グレー系をトップ...つまり顔の近くに持ってくると、瞳の色や髪の色とケンカしてしまって、 あなまり似合わないと思いますが(PSG時代のグレーユニ、確かにオシャレでしたが、 私にとっては“Pochettinoは白かNavyの方が断然似合う!!”でした)、 基本的にダメな色ってないと思います、この人。 白・黒・茶・キャメル・カーキ・原色、何でも似合います。パステルもアルゼンチン代表の空色似合ってます(笑)
それにしても...絶対にParisへ行ってからアカ抜けましたね(笑)
私が彼に会った時は、ダークブラウンのニットにストーンウォッシュして 色味が少々抜かれた黒に近いグレーのデニム、黒の革靴にアクセサリーは シルバートップのレザーチョーカーと言う、かなりオシャレな出で立ちでございました。
彼と対抗出来るオシャレさんなアルゼンチン代表って...Diego Placenteだけでした(笑) ちなみに、壊滅的にセンスがなかった人と言えば...Walter Samuel(AS Roma)でした(爆)
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