インコの巣の観察日記
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2004年01月20日(火) 犯人は彼でした

まずは、順位表からです。

1 Valencia 44
2 R. Madrid 43
3 Deportivo 40
4 Atlético 34
5 Villarreal 33
6 Osasuna 30
7 Barcelona 28
8 Athletic 27
9 Racing 26
10 Málaga 26
11 Valladolid 26
12 Sevilla 25
13 R. Sociedad 24
14 Mallorca 24
15 Betis 23
16 Albacete 21
17 Celta 21
18 Zaragoza 20
19 Espanyol 14
20 Murcia 13



ご覧のとおり、下位グループではReal Sociedadが抜け出しましたが、その他のチームについては未だ混戦模様です。
Espanyolにとっては有難いことに、第20節はEmpate・引き分けが多かったため、
どこも勝ち点を1しか積み上げることが出来ませんでした。



最後の85分と88分の失点…この結果を見たとき、皆さんはどのようにお感じになりましたか??
私が感じたことは「あ、攻めにいったところをカウンター喰らったんだなぁ…」

月曜日の朝に結果だけ確認したので、試合内容は判らなかったのですが、何となくそう感じました。
で、私のそのカンはあたっておりました。Cadena SERの実況とゴールシーンのハイライトを見たのですが、
この2失点は紛れもなく“contraataque”カウンターアタックによる失点でした。

Gabilondoのゴールは右サイドを突破したKarpinが中へ折り返したところを叩き込まれたものでしたが、
明らかにDFが手薄でした。もっと顕著だったのが3失点目のNihatのゴールでした。何せこれはNihatってばGKと1対1でしたもん。
DFはといえば2人が後ろから必死でNihatを追いかける姿が映っていた(苦笑)


Cadena SERの実況で確認すると、どうやらこれはDe la Pen~aのCKのこぼれを奪われたことが発端のようです。
つまり…Pochettinoも攻めあがっていたんだろうな。



こうやって攻めの姿勢を貫いたEspanyol…だからLuis Fernandezの試合後の
「この敗戦がチームの状況を変えるとは思わない。」とのコメントに繋がるのでしょう。

「Real Sociedadの方がチームとしての能力は優れている。高いレベルの選手が揃ったチームだ」と素直に認めていますし、
最後にJordiが一矢報いたことも評価しているようです。

「この敗戦がチームの状況を変えるとは思わない。我々は2試合Awayで戦い、チームはこの試合も勝ちに行った、
結果は1勝1敗だが、それ以上の価値がある。努力とそしてプレー振りは敗戦に値しない。」


他の試合に比べて攻撃面での創造性が欠けていたことに関しては心配していないとのこと。
Real Sociedadの守備が自分たちの攻撃よりも勝ったつまり...「Real SociedadはMurciaよりも良いチームだ」
ということなんだそうです(笑)



例の主審に関しては「Alabaceでの試合と同じように笛を吹いた。私にとって彼はスペインでNO.1の審判だ。
ピッチを良く支配し、そして彼のしたいように笛を吹く。彼には我々に対しても同じようにモンジュイックで笛を吹いてもらいたいものだ」



何だか、De la Pen~aも色々と言ってるみたいですが、こっちはまだ目を通せていないので詳細は不明です(苦笑)

さて、最後に…Cadena SERの実況のリンクを張っておきます。



Karpinのゴール


Gabilondoのゴール


Nihatのゴール


Jordiのゴール



みなさん、聞き取れましたか??最初のKarpinのゴールのところで"Penalti de Pochettino "って、名前呼ばれちゃってるでしょ??(苦笑)
ってことで、ハイ、犯人はMauricio Pochettinoさんでした(^_^;) ごめんなさ〜い!!

Kovacevicがエリア内へ突っ込んでくるところを、倒してしまったんですよねぇ…
あ〜あ、これで完璧にLuis Fernandez監督のプランも狂ってしまったよね。
なにせ開始7分でのプレーだったんだから。
「この試合のキーとなるプレー」だとか、「不必要なファール」とかって、公式サイトの表現は容赦ないですね(爆)

このプレーは確かにEspanyolにとって痛かったかもしれないけれど、
それだけで彼のプレーがダメだったかと言えばそうじゃなかったようです。
最も出来の悪かった選手としてasが挙げた選手はD. Garciaだったようで、
彼が!Vaya Dia!でした。53分に新加入のVignalと交代させられています。



それにしても、Karpinはまたしても大活躍だったようで…さすがは経験豊富な"Mala Leche"ですね。
チームが一番苦しい時に働いてくれる…この人の頑張りでCLの決勝トーナメント再開までに順位をかなり上げられそうな、
そんな予感のするReal Sociedad。KarpinとLa Realのファンとしては嬉しいけれど、
インコも同じように高く飛べると良いんだけどなぁ...。






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