インコの巣の観察日記
indice de diario|anterior|seguir
2004年01月10日(土) |
PocheとPochet |
今シーズンの初めにGirondinsへ移籍してから、リニュを始めた割には全く進んでなかったこのサイト(^^;)...Espanyolへのレンタル移籍を期に一念発起、頑張ってみました(笑)これからは、頑張って更新していきたいと思ってますので、宜しくお願いいたします。
さて、久しぶりにPSG時代に行われたPochettinoのチャットに目を通してみたのですが、改めて感じたことは、ホントにこの人は皆から頼られ愛されてる人なんだなってことでした。質問やメッセージの殆どがフランス語、つまり送り主はPSGファンだったのですが、私が訳した質問や、あるいはUPはしませんでいしたが、Pocheに対するメッセージ一覧を見ていると、やはりスペイン語を母国語とする人たちからのものがいくつかありました。つまりは、彼らはPSGに移籍してから彼を応援し始めた人ではなく、NOBやEspanyol時代からずっと応援しているPochettinoのファンだと言うことになりますよね。欧州や南米のfutbolファンと言うものは基本的にチームに忠誠を尽くすもので、選手とともに応援するチームを変えることはありません。だから、NOBのファンは選手がどんなに入れ替わってもNOBが心のチームなんでしょうし、Espanyolistaはどんなに成績が悪くてもインコの巣を見捨てない。でもね...彼らはその“我が心のチーム”を離れた選手のことを、今でもずっと見守り続けてくれてる。選手としては、これほど嬉しいことはないと思います。私もファン冥利に尽きます(笑)
Pochettinoがピレネー山脈を越えてフランスへと行ってたこの3年、時々、検索エンジンに適当なキーワード放り込んだり、リンクを辿ったりして、スペインのファンサイトをフラフラと彷徨って遊んでいたんですけど、そこでもEspanyolistasのPochettinoに対する感謝だとかあるいは彼を懐かしむ書き込みって結構見かけたんですよね。それを見る度に凄く嬉しかったのと同時に、Espanyolの苦しい状況が見て取れて寂しかったんですけど...だって、言外に“Poche、助けて!!Pericoを助けて!!”って、そう言う気持ちが感じられたから。
そして、そのインコの巣が苦しんでる今、彼は再びLa Ciudad Condalに戻ってきた。彼は約束を果たしてくれたんですよね。そう...「いつか、必ず帰ってくるよ」借金の肩に(笑)PSGへと売られた時にそう言い残してピレネー越えて行ったんだから。
私はRedondoやあるいはBaljicのことをずっと待ち続けてる時、よく“両手広げて待ってるから”って書いていたけれど、Espanyolはホントにそれをやってのけたみたいですね。だってPochettino本人が“両手を広げて僕を迎え入れてくれた”ってコメントしていたんだもん(*^^*)
そうやってEspanyolやNOBのファンは今でもPochettinoのことをずっと見守り続けているけれど...PSGのファンはどうなんだろう??きっとGirondinsのファンは面白くないでしょうね(苦笑)Girondinsのことを考えると、少し心が痛むけれど。仕方ないと割り切るしかないのでしょうね。まだ2年半、PochettinoとGirondinsの契約は残っているから何とも言えないけれど、今のところあのクラブとPocheとの縁は薄い...ですよね!?
PSGは、Pochettinoのことをあれほど信頼してくれたParcのサポは、今のPochettinoのことをどう思っているのかしら??もしかしたら他国リーグへの移籍を歓迎してるのかもしれませんね。だってGirondinsの選手だと声援送れないから(苦笑)それに多分...PSGのサポは気付いていたと思うんですよね、彼のEspanyolに対する愛情を。だから、心のチームに戻って心底futbolを、ピッチに立つことを楽しんでいる彼を見ることは、きっと嬉しいことなんだと、そう信じています。
Pochettinoへの質問とメッセージに話題は戻りますが、スペイン語を母国語とする人と、フランス語を母国語とする人でハッキリと分かれますね、彼に対する呼びかけって。つまり“Poche”と表記するか“Pochet”と表記するか、見事に2通りに分かれてる(笑)フランス人はたとえスペイン語でメッセージを書こうとも、必ず“ポチェ”と言う呼びかけには“Pochet”と、子音で終わるんですよ。対してスペイン人やアルゼンチン人は“Poche”と母音で終わることに何の抵抗もない(笑)
ところで...みなさんは、お気づきでした??私も彼がピレネーの向こう側にいる時には“Pochet”、Espanyolに戻ってきた昨年の暮れ以降は“Poche”と表記しているんですよ(笑)
スペイン語族の私はずっと“Poche”と書いても良かったのですが...「彼がEspanyolに戻ってきた時に“t”を落とそう」と、そう願掛けしていたんですよね(爆)お陰様で、その願いは叶いました(*^^*)futbolの神さま、有り難う!!(笑)
|