インコの巣の観察日記
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昨日、何となく思いついて、“ポチェッティーノ”をキーワードにして検索エンジンで遊んでみました。 以前スペイン語のページで“Pochettino”“Mi Jugador”“favorito”この3つをキーワードに検索をかけたところ... たったの1件しかヒットしなかったと言う哀しい過去を持っているのですが(爆)、 日本語のページではどうかな??と、カタカナでひっかけてみました。
さすが、W杯出場メンバーですね。相当数ヒットしましたよ。 でも、その殆どが登録選手の紹介ページか、試合結果のページ、あるいは試合内容に関するページで、 ファンが何かを書いている、と言うページは極少数でした。 つまり、W杯がなければ、彼がW杯のアルゼンチン代表でなければ、 ヒット数は激減するってことになりますよね。所詮...ポチェってその程度なのね(涙)
メンバー表などは省いて、文章がかいてあるページを順番に見ていったのですが... グサグサ心に何か尖った物が突き刺さる感覚に襲われました。
やっぱりね...話題の中心はあのシーン、私がこのサイトのトップに使ったあのシーンのことばかり。 ポチェッティーノとハイライトされた文字のすぐそばにはオーウェンと言う名前が、必ず載っているんです。 試合内容を伝える記事のページでは、彼がOwenにPKを与え、そしてそれをBeckhamが決めたと、事実だけが述べられていた。 そこに隠れた“真実”は何も語られていなかった。
この試合のことや、アルゼンチン代表を批評する文章の中では、彼は好意的には書かれていなかった。 そう、いつだって「Nelson Vivasの代役だが、Pochettinoにはスピードが欠け、 Placenteには経験が欠けている...ここが心配だ」って書かれてる。 ハッキリとPochettinoの守備には安定感がないって書いている人もいた。
あの試合のことだって、Owenをファールでしか止められなかったとか、軽率なプレーだったとか、 彼を批判するコメントしか見つけられなかった。
最初に、私の心が泣いて、そして次に瞳が泣き出した。 何で、こんな風にしか書いてもらえないんだろう...って。
でもね、アルゼンチンのファンであれ、そうじゃない人であれ、 仕事で書いているんじゃない人たち、つまりただのFutbolファンは、 Pochettinoのことをちゃんと見てくれている人が多かった。 “スローで何度も見たけど、アレ足かかってへんやん。とっさにポチェッティーノ足引いてるやん!!”って書いてる男の子がいた。 “ポチェッティーノが与えたPKではなく、オーウェンがもらったPKなのだ”と、そう書いてくれている人もいた。
夜中、1人で泣いたり笑ったり、私は相当におかしな人と化していました(苦笑) 真実を見極めることが出来る人は、ちゃんと存在する。それが嬉しかった。
もう一つ、とっても嬉しいものを発見致しました。 ほんの僅かですが、サッカーに全く関係のないサイトもヒットしたんです。 その殆どが、管理人さんの日記のページだったのですが。 つまり、あの6月は、サッカーに興味のない大勢の人たちも、 W杯を楽しんだってことなんですよね。
それだけでも嬉しいのに、さらに嬉しい記述を2つ見つけたんです。 どちらも、全くサッカーとは関係ない、普段は全くサッカーを見ないって方のサイトなのですが... え!?どんな記述だったか、ですか?? 私にはメッチャ嬉しいお言葉でした(*^^*)
1. 見る気はなかったけれど、イングランド-アルゼンチンを見始めたら...これが面白くて!! それに、アルゼンチン代表に男前な選手(ポチェッティーノです)を見つけてしまったので...
2. 初めて見たけれど、アルゼンチン代表は男前揃いですよね。 ポチェッティーノを見たときには“ロン毛のブラピ”って感じでビックリしました。
ね!?どうです!!??先入観のない人の方が、ポチェの格好良さには気付いて下さるんですよぉ!!!(爆) Futbolファンの間では、アルゼンチンでかっこいいのはAlmeydaやKilyやAimarだとかってイメージが 定着してしまってるから...(どうでも良いが、Aimarのところは弟の方がカッコイイと思う:笑)
そしてポチェ=Brad Pitt説が証明されて、私はとっても嬉しいです!!!(爆) ↑しつこい!? いやいや、だってホントなのにみんな認めてくれないんだもん(^^;)
色々なサイトを巡っていて改めて感じました。 今大会、多くの人が、アルゼンチン代表に興味を示し、 彼らのことを好きになってくれたんだなぁ...と。 そして、そんな彼らのことを心に留めようとしていても、 きっと、Pochettinoの印象はもの凄く薄いと思います。 だからこそ、あのシーンだけが印象に残ってしまうのかもしれません。
彼は...“OwenにPKを与えた選手”として、記憶されても仕方ない。 でも、もし、あのシーン以外のポチェのことを覚えている人がいるなら、 その記憶を大切にしてほしいなって思っています。 ポチェが大好きな私としては、そうしてもらえることが、何よりも嬉しいから。 そして、ポチェ自身も嬉しいはずだから...
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