◇◆◇◆この情景には、誰しもが共感できるだろう。何の説明もいらない、わかりやすい歌である。言葉も平明である。思ったままを言葉にし、それが歌となっている。だが、ここに何の思想性もないのか、というとそうではない。一日、存分に働き、休息を取る。明日はまた労働が待っているが、今日はもうおしまい。一日の仕事をやり遂げたことに対する誇りと喜び。真面目で複雑で、滑稽で哀しい人間への応援の歌である。