◇日記◇
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東福門院和子、つまり、徳川二代将軍の末娘に関する本を数冊読んだ。
徳川家から天皇家に輿入れし、なんとも激しい人生を送った女性であった。
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なぜ日本人は、男系の血を保つことにこれほどの情熱を傾けてきたのか。
徳川将軍家も、数代ずつ傍系に受け継ぐことで、初代家康の男系の血を維持した。
女系に移行したとたんに徳川家は将軍家ではなくなり、婿の家が将軍家となるからだろう。
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王朝交替。女王のいるあの国では、皇太子が即位したとたんに、王朝交替である。
今まで、何度も交替しているから抵抗はないのだろうか。
日本は、王朝交替を今まで経験していない。歴史が始まって以来、ひとつの王朝である。
いいとかわるいとかこれからどうする、とかじゃなくて(建前だけでも)
有史以来ひとつの王朝、ということに圧倒される。
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ついでに言えば、ふらんすは後悔しているのかも。王様のくびはねちゃって、根絶やしに
しちゃって。少なくともこの二百年は、なんだか迷走気味。
回転軸のしっかりしてないコマみたい。
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私自身は、自分が女だからか、母系についてしばしば考える。
母には私という娘がおり、祖母には母がいて、その母には祖母がいて、
つまり娘を持つ母たちが、今の私に至るまで縄文時代から、いやもっと以前から
連綿と続いているのだ。でも、私には娘はいない。
私が、その連鎖のひとつを、ここで終わらせてしまった、ということをしばしば考える。
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