◇日記◇
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昨日の日曜日、ちょっとした用事があってひとりで出かけたのだが、
とある大きな交差点で信号待ちをしていたときのことである。
そこは、近所に高校と大学があるので、いつも学生さんたちで混み合っているのだが、
昨日も自転車でクラブ活動に行く学生さんでいっぱいだった。
私はなるべく後ろにさがって民家の塀近くに立っていたのだが、それでもまだ中途半端な
位置に立っていたのだろう、いきなり横からけたたましい自転車のベルの音を浴びせられた。
みると二台の自転車が結構なスピードで突進してきていた。
びっくりして飛び下がった目の前を、危ないっ、という荒々しい声とともに
一台目のおばさんが勢いよく通り過ぎて行った。
危ないのは、アナタのほう、と思いつつ、まだびっくりして、民家の塀にはりついている
私に、その後から来た自転車に乗ったおばさんは、こともあろうに「しっ、しっ!」と
言った。驚愕。
私もまた、人からばかにされることが多いのだけれども、それでも最近は20代の頃とは
違って、少しはマシになったかと思っていたのだが、そうでもなかった。
それにしてもなぁ、「しっ、しっ!」ってどうよ?
そりゃ、心象風景としては私はねこなわけだけれども、具象としては人間なわけで。
それとも、おばさん、私の心象風景を読み取ったのか(笑)
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今読んでいるのは『天才に尽くした女たち』
ゲーテにそういう奥さんがいたとは知らなかった。
ねこぞーに尽くしているとはとても言い難い私だが、一緒に暮らしてまもなく20年、
天才でもなく自分のやるべきシゴトに邁進しているわけでもないねこぞーではあるが
彼に心地よいと思ってもらえる暮らしを提供するのは、なかなか大変な仕事である。
私、尽くし型じゃなくてよかった。
ねこぞーも天才じゃなくてよかった。本当によかった。
普通って有り難い。
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