◇日記◇
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雨の日の午後は、疲れる。
秋はなおさらである。
一日を、寒いから、と外に出て歩き回ることもせず、
家にこもりがちに過ごしてしまうからだろうか。
あと一ヶ月もすれば、ゆき、だね。
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初雪というのは、その後数ヶ月いやになるくらい雪にまみれて生活することが
わかっていても、なんだか気分が華やぐ。
雨よりは、数段、気が晴れる。
子どもの頃からそうだったけれども、大人になったいまでも、それは変わらない。
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一番印象に残っている初雪は、高校三年の初雪である。
土曜の午後だった。
共通一次模試
(むかーしむかしその昔、共通一次試験というもんがあってねぇ、
いまのセンター試験みたいなもんなんだけれども、それを受けなきゃ、国公立大学の二次
試験を受けちゃいけません、なんてひどく横暴なこと言い渡されてねぇ、だもんでみんな
泣く泣く受けてたんだけれども、これが実に5教科7科目も受けなきゃならなくてねぇ、
5教科7科目っていうのは、国語、数学、英語、理科2教科、社会2教科、だったんだけれ
ども、全部で1000点満点でねぇ、例えば、東大のどこそこに行きたい人は、950点取ら
なきゃ無理、とかそんな風になっていてねぇ、ええもちろん、私は東大なんて受ける気
さらさらないから、950点どころか900点も取らなくても、あるいは800点も取らなくても
ひょっとしたら700点も取らなくてもよかったんだけれども、いや、よくないか(笑)
それにしても私の模試の成績は、いつもものすごく悪くてねぇ、いまだから言えるけれど
600点取れたらおんのじ、みたいなこっぴどい成績でねぇ、当然親には一切見せられなく
てねぇ、これじゃいける国立大学なんてねぇよなぁ受けるだけ無駄だよなぁ、と思いつつ、
その日も模試を受けていたのだけれどもねぇ)
……かっこが長すぎて、わけわかんなくなったのだが(相変わらずアタマ悪い。つうか
最近、アタマゆるいきがする………)、
その共通一次模試つうのは、結局7科目を一日で受けるので(本番は二日間だが)、
とにかく体力勝負で、テイネ山を走って二往復なんてへいちゃらさ、つうくらい体力
あったあの当時でさえ、一日での模試は疲れるもので、最後の英語の試験はみんな
寝ていた(できるヤツは問題を解いてから寝て、できないヤツははなから寝て、私のように
中途半端なヤツは解けない問題を読みながらこっくりこっくりしていた)ものなのだが、
そのこっくりこっくりしている最中に、隣に座っていた、ヤダ君が、私を軽くつついて
起こしてくれて、一言「ゆき」って。
校舎の窓の外では、もう冬間近で日が短くなって薄暗いなかを雪が舞っていて。
しかも、きらきら輝いていて。
あの初雪は、本当に感動した。しみじみした。
ああ、寝てる場合じゃないよな、できねぇとか言ってる場合じゃないよな、雪が降った
つうことは、いよいよ模試じゃなくて、500点しか取れない、それでも笑ってられた模試
じゃなくて、本番の試験が来るつうことだよなぁぁぁぁぁぁ、と、人生ではじめて
四季のうつろいを感じつつも、雪がくることへのわくわく感(なぜにわくわく?)と
期待感(だから、なにに?)で自分まで舞い上がりそうになったのが、あの初雪。
いまでもそう。初雪が降ると、わくわくする。
と、ここまで前向きに考えると、ホラ、今日の寒さ(15℃しかないっ)も
冷たい秋のはじまりの雨も、全然苦にならないから、不思議。
はやく、ゆきむし、来ないかな。
ゆきむしが飛んだら、まもなく雪。
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泥酔21歳オンナが神戸で電車の連結部分外側に乗ったというニュースを聞いて
思わず『枕もとに靴』を彼女に贈りたくなったのは、正しいですか(笑)?
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