A Thousand Blessings
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2006年06月13日(火) ウィー・シャル・オーヴァーカム




断言しちゃおう。
よっぽどのことがないかぎり、今年最高のアルバムは
ブルース・スプリングスティーンの「ウィー・シャル・オーヴァーカム:
ザ・シーガー・セッションズ」に決まるだろうな。
って、まだ6月なのに、いいのか。
そうそう、5月30日の日記で発表した“上半期10枚”には
含まれてません。最近購入したもんで。

アルバムについての情報はココとかココ。またしても丸投げ(笑)

ブルース・スプリングスティーンの凄さが突然分かったのは、半年前のこと。
「明日なき暴走〜30周年記念ボックス」収録のライブDVD(1975年ロンドンライブ)
を見てから。理解できなかったものが、全部理解できてしまった。
一旦、理解できれば何を聴いても楽しい。
それにしても、おっそろしく遅れてきたファンだな。おいおいって感じだ。

アメリカン・ルーツ音楽に興味がない人には
面白くもなんともないであろう今回のカヴァーアルバム。
ブルースの歌唱は、タイプこそちがうが、
ヴァン・モリソンのそれと同じレベルに達している。
つまり、“最高”ということだ。

演奏も美しいぞ。
ギター、ウッドベース、バンジョー、ドラムス、オルガン、アコーディオン、
チューバ、ヴァイオリン、サックス、トランペット、トロンボーン
参った。

そして、もちろん、ピート・シーガーの作品は永遠に輝き続ける。

さて、明日は、4時間かけてボブ・ディランの2枚組編集CD−Rを作成する。
僕のジャズ師匠でありポップス弟子でもある友人に送りつける。


響 一朗

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