A Thousand Blessings
2004年1月〜最新|ひとつ前に戻る|ひとつ先に進む
高塚光というおっさんがいる。知ってる人は知っている。 東急エージェンシーの社員だったかな? 超能力者(という肩書き)で、ヒーリング活動(とは?)の第一人者。 政財界に顔見知りが多く(この時点で庶民的ではない) 彼の治療(って、どんな?)を受けたい人はあとをたたない、らしい。 ま、それはどうでもよくて。 彼のラジオ番組を毎週聞いている。 何ともすっとぼけたピントはずれの高塚節が聞けて なごむ。 番組から得る事は何一つない。 音楽への造詣の「浅さ」をあっけらかんと「深さ」とすりかえてしまう (でも、5秒でバレるが)彼の喋りのテクニックの見事なまでの 張りぼてぶりにくどいようだが、なごむ。 もうほとんど麻薬になっている。この時点で僕も彼にヒーリングされていることになるのかな? 「この番組は音楽番組ですから!」と言い切るだけのことはある。 パートナーのチャン舞という素性のわからぬ女性相手に テキトーな音楽解説をする。笑える。さらにくどいが、なごむ。 「僕はね、コンピューター音楽の元祖クラフトワーク(ほ、ほんまか?) をね、30年前にすでに聴いているんだよ。では聴いて下さい! クラフトワークで“DENTAKU”」 って、よりによってDENTAKUかよー(笑)しかも、流れてきたのは リミックスヴァージョン。めっちゃ、最近やん。 「今日は現代音楽の巨匠、イーグルス(おお!げ、ゲンダイオンガク!)を 紹介します!彼らのメロディー・メーカーぶりがわかる1曲“ビター・クリーク” をお聞かせしましょう!」 って、“ビター・クリーク”かよー。めっちゃ、メロディー・メーカーっぽく ないやん。 「イーグルスはね、カリフォルニアの青い空のイメージを歌わせたら 世界最高って言われてるんだよ。」 って、マジすか?イーグルスの音楽の根底にあるのは悲しみだと 思うんですが。“ホテルカリフォルニア”だって、暗い内容だし。 「僕はね、音楽の元祖といわれるアーチストの初来日公演はたいてい 見ているんだよ。たとえば、キッスやグランド・ファンク・レイルロードなんかね。ただし、イーグルスだけは見ていないんだ。」 元祖すか・・・。何の元祖すか? 「ビートルズの音楽の核になっているのはベースギターね。 それをそのまま継承したのがバッドフィンガーというグループなんだ。」 おお!何百といる継承者の中からあえてバッドフィンガーを選ぶ鋭さ。 理解不能。 他にも数え上げたらきりが無い。高塚光の音楽怪説には限界がない。 個人的妄想→独断→世界の真実へと向かう。 頭脳回路の接触不良が原因でしょう(笑) 日々、耳を過剰労働させている人々は 時々、耳休めに聞くといいだろう。実は、毎週かなり楽しみにしている。 日曜夜10時前後、FM・NACK5の「ABBY」。
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キース・ジャレット週間だった。いや、個人的なんすけどね。
「ジ・アウト・オブ・タウナーズ」に始まり 「パリ・コンサート」「オールウェイズ・レット・ミーゴー」 「メロディ・アット・ナイト、ウィズ・ユー」「ケルン・コンサート」 「ウィスパー・ノット」「フェイシング・ユー」「インサイド・アウト」 「残氓」「心の瞳」「マイ・ソング」「スタンダーズ・スティル・ライブ」 と聴き進み、最後にDVD「ライブ・アット・イースト1993」で締める。
一番、ググっと来たのは、「オールウェイズ・レット・ミー・ゴー」。。 2001年4月の東京ライブである。
次は、1970年前後のマイルス・デイヴィス週間。
喘息の発作に苦しんだここ4〜5日。 オレは病気のデパ地下か?
響 一朗
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