A Thousand Blessings
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2004年05月02日(日) 墨田オリジナルCD-R『にほんのうたぢから・にー』再選曲版。

先日、墨田オリジナルCD―R『にほんのうたぢから・にー』
の曲目を発表したが、大幅に内容を変えた。
先日の内容も面白かったが、人生何があるかわからない、
まず伝えたいものから伝えていこう!という主旨の元、再選曲がなされ
以下のような結果となった。満足。満足。
簡単なコメントを載せておく。



『にほんのうたぢから・にー』責任選曲・墨田妖児


1 高田 渡 / ボロボロ (2:54)
※ 高田渡再評価の兆しがある。なら、まずこれを聴かねば。22歳の青年である。

2 かの香織 / 太陽の理由 (5:06)
※ 高田渡との落差は激しい。中古盤屋でやっと見つけた!Jポップの
  恐るべき傑作!

3 浜口庫之助 / ドライヴィング・ラブ (1:59)
※ ハマクラさんと筒美京平の共通点は、洗練の極みに達しながら下世話に
  聴かせる曲を書ける才能。

4 坂本真綾 / ヘミソフィア (4:06)
※ 真綾の“Feel Myself”は、はっきり言わせてもらうが
  【絶対に聴かなければいけない曲】だ。坂本真綾関係は
   すべて菅野よう子が作曲・編曲を担当しているが、特に
  “Feel Myself”は菅野の才能が200%全開丸出し状態。
   そして、“ヘミソフィア”。
   こういう曲を書ける人がいたら教えて欲しい。
  
5 クレイジー・ケン・バンド / シャリマール (5:01)
※ 横山剣といえば、この曲が真っ先に浮かぶ。ライブ盤。才能じゃのう。

6 ディック・ミネ / スゥイングしなけりゃ意味がない (3:28)
※ これは十数年前にビックリした音源。ミネは大好きだが、彼はこれ以上の
  「ぶっ飛びもん」は残せなかったように思う。昭和初期の録音だ。

7 岡崎友紀 / 私は忘れない (3:07)
※ 筒美京平必殺のサビを聴け!僕はミスチルの桜井を想像した。
  しかし素敵なアイドルでした。
  今は「思いっきりテレビ」で・・・。うッ・・・・。

8 高田渡 / ヘイ・ヘイ・ブルース(4:29)
※ もう好きで好きでたまらない渡さんの最高のブルース。アメリカ録音。

9 桑田佳祐 / 祭りのあと (4:54)
※ 野暮でバカな中年はみんなこの曲を聴け!俺は泣いてるぞ。

10 小川みき / 甘い出来事 (3:01)
※ 才能爆発の元気ソング“燃える渚”を選曲しないところが偉い。(自画自賛)
  本来はこのように色気がある娘だったが、消えた。筒美京平恐るべし。

11 カーネーション / 幻想列車 (4:41)
※ ミスチルを知るまではカーネーションが日本一好きなロックグループだった。
  直枝の声が好きだ。彼は日本でも有数のソングライターだと思う。

12 マイ・リトル・ラバー / Survival (5:09)
※ 現在進行形の夢中ソング。ラジオで出会えた。J−WAVEよありがと!

13 くるり / グッドモーニング (5:08)
※ くるりは間違いなく生まれ変わった。歌ごころが以前と比べて格段に増した。
  素晴らしい詞であり曲だ。

14 ううあ / マーチングマーチ (2:07)
※ 童謡集から選曲。哀しいマーチだ。UAにしか歌えない世界だろう。
  「うたううあ」と「SUN」は共に揃えなければならない!

15 ちあきなおみ / 色は匂へど (4:02)
※ 最後は王道で。しかし、Aメロ〜Bメロの展開はかなり奇抜。
  歌唱は王道だが(本当に上手いし、こころがこもっている)、曲は
  「どういう発想でこういう旋律を思いつくの?」という世界。
  おそらく桜井も筒美京平全集を購入して、この曲を愛聴しているに
  違いない。

16 太田裕美 / しあわせ未満 (4:03)
※ と思ったら、最後は急遽、太田裕美になった。(5月8日に決定)
  爽やかに終わるのもいいでしょう。
  8日の日記にも書いたが、この曲を書いた人は天才だ。
  もちろん筒美京平。詳しくは5月8日の日記を参照。
  


響 一朗

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