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| 2017年05月29日(月) | 梅雨の前 |
先週末、２ヶ月ぶりにひろに逢った。
東京の大学を出てそのまま就職してしまった娘がやっと帰ってきたり
愛犬の具合に波があったり、仕事が忙しかったり、お付き合いが忙しかったりで
先延ばしにしてしまっていたひろとの逢瀬。
もっと前なら最優先したはずだったけど
今はもっと他にも大事なことがあるので
申し訳ないが無理はしないようにしている。
そんな私の気持ちを感じたのかどうか
そうそうに６月に逢える日を確認するメッセージが届いた。
逢って楽しくないわけじゃない。
しかし最近の彼は私に甘えきっている。
わざわざ来てくれることは嬉しいが
いつもいつも私にお任せっきりでは飽きてしまう。
時々はサプライズが欲しいものであるが
仕事の合間を縫って小一時間新幹線に乗って来てくれるだけで
それはそれでありがたいことなのかもしれない。
非日常のつかの間の時間だけを楽しむ関係は
年齢を重ねていくうちにだんだん意味のないものになっていく。
時間が有り余っていた若い頃と違って
人生の残り少ない時間を切り売りするような無駄なことは
だんだん避けたいと感じてしまう。
でも「来月の最終の週末は空いてる？」ときたメッセージに
急いでスケジュールを確認して無理やり空けて
「大丈夫よ」とまた送ってしまった。
ちょっと気持ちが明るくうきうきするから
私はひろと定期的に無駄な時間を過ごすことを
たぶん、いややっぱり愛しているのだと思う。
