Sing A Song

2002年02月28日(木) 結局また自己満足

夜は人を素直にさせる、って言いますが、どんなもんだろね。
とりあえず、どうでもイイ事考えやすいのは確かだけど。

十人十色。
60億人いたら、60億の違う人間が存在する。

私も、60億のなかの一人だ。

時々、自分は偽善者だなぁと思う。
この八方美人な口は、いくらだって相手に都合の好い美辞麗句を作成してくれる。

その人の状態、何を欲しているか、どうすればカッコいいだろうか。
計算して、答えを導く。作る。


そして。
そうさせているのは紛れもない私自身だ。


自分の言葉はどこまで本気なんだ?
私に、誰かを想うって気持ちは在るのか?


なんの見返りも、世間体も、求めず気にせず。

私は誰かを想っているのだろうか?
そうだ。
こう、考えることすら、すでに私の中で計算されていて。
誰かに同情してもらうのを待っているのかもしれない。
これはその証なのかもしれない。


自分が好きだ。
でも、もちろん、私にだって好きな人たちがいる。
愛すべき人たちがいる。
その人たちに言っている言葉のどれほどが真実なのだろうか?
欠片ほどでも、あるのか?

せめて、大好きな人たちにだけは。
その言葉だけは。
想われたいとか、そういう自分のエゴじゃないことを祈る。

いや、それすら、祈る以前の問題で。
「祈りたい」という願望としての表現の方が適当なのかもしれない。


---------


でも、エゴじゃない、ホントの気持ち。
心からの言葉。
質素でも、心のこもった言葉。
どれをさすのか。
どうすれば言えるのか。



ンな事考えてるうちは、全部利己心の言語化に過ぎないんだろう。


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日嵯 [電子手紙] [家頁]

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