愛があっても疲れる

2005年01月04日(火) ナニワ金融道とか冬の運動会とか

「ナニワ金融道」見ました。
このシリーズは全部見てます。
前回からは何年も経ってるしちょっと貫禄な灰原くん。
脚本的には今ひとつだったけど楽しかったです。
中居くんは格好よかったし。
「オレがすごくかっこいい。何を見てくれってオレを見てくれ」
って中居くんも「めざまし」で言ってたし格好よかったですよ。


「冬の運動会」も3時間は長いなぁと思いながらも
気づいたらどっぷり嵌まって全部リアルで見てしまいました。
携帯とか現代のツールも出てはくるけど設定とかはほぼオリジナル通り。
それでも古臭くなくてかえって新鮮というか。
岡田君は本当に綺麗な顔をしてるなぁ。
オリジナルでは市原悦子さんが演じてた祖父の愛人役が
今回は寺島しのぶさんでした。
寺島さんは今まで映画でも舞台でも良いと思ったことがなかったのですが
このドラマで初めていい女優さんだなって思いました。
お正月向きのドラマではないけどしっかり作ってあって
音楽も含めてよく出来てたドラマだと思います。


岡田君つながりで「大化の改新」
こんなドラマ録画したら絶対見ない、と思い「ナニ金」を録画しつつ
「大化の改新」をリアルで鑑賞。
もう時代が古すぎて時代劇っていうよりは古代劇の世界。
時代考証なんてあってないようなものでしょ。
「645年、大化の改新」とかわかってることさえ覆さなければ
あとはどう脚色しようがやりたい放題ですよね。
聖徳太子フリークなのでこの時代は好きです。
山岸涼子さんの「日出処の天子」も当然全巻持ってます。
脇もNHKなので凄く豪華。
仲代達也さんが南淵請安をなさってたのですがこの方のシーンで
つい泣いてしまいました。
どんな時代にも不条理なことってあるもので。
あとはやっぱり岡田君が綺麗でした。
岡田君、SPドラマ目白押しですね。
実は9日放送の「タイガー&ドラゴン」もとても楽しみです。


もうそろそろ新番組も始まっちゃいます。
今年の大河は「義経」なんですね。
義経は美しく聡明で誰からも愛されている。
そんな弟を誰よりも愛してるけどでも憎まずにはいられない
屈折した愛情に葛藤する頼朝にしてくれるかなぁ、NHK。
ただ自分よりも出来の良い弟が目障りで憎いだけで
義経を討つ頼朝だったら魅力ないです。
頼朝は中井貴一だったかな、結構いいかもしれない。
判官贔屓って言うくらいだからみんな義経が好きでも仕方ない。
逆境に立ってておまけに美しかったりしたらそっちの方を
応援したくなってしまいます。

でも一番見たい義経が「謀反を起こす気なんてありません」
と切々と心情を綴る「腰越状」のくだりなんてもうクライマックスの頃。
っていうか2年続けて大河を見通す元気はないです。
今クールは吾郎さんの「Mの悲劇」を見てみようと思ってます。


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nanako [MAIL]