愛があっても疲れる

2004年10月02日(土) 金田一ゴローちゃん

金田一ゴローちゃん第二弾は「八つ墓村」。
ゴローちゃんが言ってたように
「映像的には今までの金田一の中で一番怖い。」
かどうかは判らないけど取り合えず「血」は惜しみなく流れてました。

流血場面の多いこと、多いこと。
斬られて血が出るのは尤もだけど毒を飲んでも噴出す血。
私は「血」は大丈夫だけどダメな人は正視に堪えられなかったのでは?

「金田一」がダメダメ探偵なのは周知の事実だし
すべて終わって「こういうことだったんです。」で構わない。
横溝正史は犯人に優しい作家さんだとは思いますけど。


金田一ゴローちゃんは佇まいがいいです。
鼻持ちならなかったりチャーミングな金田一の感じがとてもよく出てて。
なので既存のイメージではない金田一でもいいのでは?と思います。
あんなにバタバタ慌てなくてもゴローちゃんなら
普通にしてて凄く面白い金田一になりそうな気がする。

今回はキャストも良かったですね。
凄く周りがしっかりしてて安心して見られました。
今は沖田総司のイメージなんだけど藤原竜也君も良かったです。
一月の舞台がとても楽しみ。

一番最近藤原竜也くんを舞台で観たのは野田MAPの「オイル」
テーマが重くて痛い脚本でした。
野田さんも昔に比べるとテーマをストレートにセリフにしてる感じ。
そうは言ってもラストの松たか子さんのセリフには
「ぐっ」ときましたけど。

本当は「ハムレット」も観たかったんです。
でもこれは大阪公演がなかったのでとても東京までは行けない
と諦めました。
凄く良かったらしいので後でちょっと悔しかったんですけどね。


「ハムレット」と言えば「先生知らないの?」絡みで
石田ひかりさんと「東京フレンドパーク」に出た時の剛クン。
「フォーティーンブラス」繋がりで「ハムレット」以外の
シェークスピアの悲劇物を3つだか4つだか答えろという問題。

「ロミオとジュリエット」しか出てこなくて
考えた挙句「マディソン郡の橋」と言ってたのを思い出しました。
「マディソン郡」はシェークスピアじゃないだろう
とTVの前で司会者と一緒に突っ込んだのを覚えてます。


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nanako [MAIL]