あたしと彼のこと
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夫であり父の彼をそそのかし
このたび新しく借りた畑に育つ、たくさんの草を刈ってもらった。
けっこうたいへん。
一緒になってやるけど、何時間かかかりそう・・
休憩しましょ、と、つめたいお茶を飲み。
娘と食べたおやつ、おっとっと、たけのこの里。
おいしいね、と 笑う笑顔に、疲労の文字。
もう若くないなぁ、早くも筋肉痛だ。
などと言い、ギブしたあなた。
家に帰って、こんどは娘と一緒に、お庭で野菜の種まき。
夏野菜、たのしみだね。
娘とまだ見ぬ収穫を、喜びあう。
たっぷり体を動かし、太陽の光でほんのり火照った体を
熱めのお風呂で癒す夜。
娘の髪の毛を洗いながら、今日1日の楽しみを思い返す。
そして、太陽のニオイのする布団の海で、眠りにつく。
幸せの、泉、こんこんと湧いてくる。
どこからともなく音と香りが、そこかしこに溢れ漂う。
そんな、今日この頃です。
ありがとう。
すべての、しあわせに、ありがとう。
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