あたしと彼のこと
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2003年04月20日(日) 将来

また仕事の打合せに行ってきた彼ですが、新たな事実発覚。

どうやら今回の仕事、報酬がでるのは夏以降になるらしい・・・

あらら困った。

なにが困っているかというと、早いハナシ
彼に、それまでの数カ月を暮らすための貯蓄がないということ。

いやまぁ、働けばいいだけの話しだけど、バイトでもすれば食い繋げるけど
ソレやっちゃうと本業に時間がとれなくて、今やってる仕事と両立できなく
なる恐れもあるのだ。なので、どうすれば良いのかすごくすごく頭を悩ませ
ておりました。きっと彼のことだから、先の先のいろんなことまで
考えすぎているのでしょう。

まぁ、さしあたって
その事実を聞いたわたしは、彼といっしょになって、どうすればいちばん
良いんだろうねぇ?、と二人で悩んでみたものの答えは出ず
というか答えを出すのは彼なので、ひととおり聞くだけ聞いたあと

じゃぁさ、お金とか暮らしとか除いて、どうしたい?と聞くと
したいことはあるらしく、自分の将来について語ってくれた。

彼いわく
どういうかたちであれ、いまやってる仕事を続けたい、とのこと。
その為の会社が2〜3あって、そこに行ければ良いなと思ってるらしい。

こんな大切なこと、珍しくはっきり口にしてくれた彼。

私は嬉しくて、つい笑いながら
じゃぁそれを大切にすると良いよ!と言って
そのために必要なものがあれば、わたしは手伝うから、と答えた。
生活資金は、今んとこ使う予定のないお金が私にはあるから、それを彼に
貸すことを提案して、彼の希望する将来に、全面的にわたしも向き合える
気持ちがあることを伝えた。

彼は素直に「ありがたい助かる」とサラリと言って
わたしの意向を承諾した。
承諾したその顔に、ためらいや申し訳ないという表情が無いのが嬉しかった。

どちらかに欠けたものを、どちらかが埋めた
それだけのことで大したことはない。そんな感じだった。


家に帰って、あらためて気付いたのは
私はどうやら・・・思ってた以上に、彼の生活というものが、自分の生活と
同じくらい大切だということ。不思議なくらい自然にそうなっていたこと。

私達はいま、同じ方をみて歩いているのだろうか、どうなんだろうか。

まだよくわからないけど。出来ればそうであってほしい。

そう願ってる。


桑田そら |MAILHomePageBBS

読んでくれてありがとう。

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