あたしと彼のこと
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今日は水曜日、心理学講座の日でした。
本日のテーマは「メッセージ」について。
「メッセージ」これは、言語、表情、声の調子、態度、目線、様々な 状態から相手に伝わる内容のこと……これらを心理学的に分類すると バーバルメッセージ(言語によるメッセージ)とノンバーバルメッセ ージ(言語によらないメッセージ)に分かれるそうです。
驚いたのは、この「言語によるメッセージ」というのはたった7%の 情報量であるという事らしいのですよ!少ないっ! どうやって出した数字なのかは詳しく知らないので、何となく信じ難 いのですが(^^; まぁとにかくこの数値には驚きでした。
だって、身近な処で「言語メッセージ」に挙げられる、小説・メール BBS等で、わたしはいつも喜怒哀楽をしっかり感じ取れているんです。 いつもよく読むエンピツ日記なんて「私も私も!」なんて共感するの はしょっちゅうの事。なのにたった7%?
・・・その疑問の応えとして、どうやら、足りない情報を補うために 個々に備わっている想像力を働かせている、とのことでした。 想像力とはつまり、受け手の過去の経験や感情・世間常識・道徳観念 固定観念などのこと。
成程そうかぁ・・・想像力ねぇ(^^; たしかに想像力豊かかもしれない、思い込みもだけど。
しかしながら、例えば小説や日記の場合、もちろん作者が上手ければ 読み手の感情もぐっと引き出せることは確かです。 でも同時に、どれだけ上手でも必ず作者の意図がすべて読み手側に伝 わる訳では無い、ということになるのですよね・・・。 しかも、受け手側の想像を作者が完全に操作することは絶対に不可能 であるのが「言葉」の難しいところ。。。
「しっかり伝えた」と思っていても「受け手」も「与え手」も全てを 伝えあえる状態ではないというのが、ネットの世界なのだなぁ。 まぁリアルな日常でも同じだけれど、本当に伝えたいことは、理解し たかどうか確認して誤解のないようにしてかなきゃなぁ、なんて切実 に感じました。
コミュニケーションは、相手がどう受け取ったかが肝。 特に、大切な人にだけは、なるべく正しく伝えていきたいです。
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