あたしと彼のこと
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2001年12月06日(木) 嘘と約束

さいきん嘘について、とても敏感になっている。
だからなのか、それともそうなる事を予感していたのかは分からないが
嘘をついて騙しきっている友人にかぶせたはずの「嘘のベール」が
そろそろですね、と言ってきた。

そろそろ、そうか、そういう時期か、と私は受け止めた。

嘘を止める時期。

突然だが風呂の蛇口が壊れている。
毎朝、ポチポチと水の滴る場所に洗面器を置いて家を出るのだが
夜帰宅する頃にはあふれそうになっている、いま私はちょうどそんな感じ。
1滴の水粒でも、毎日落ちて月日を溜めれば一杯になっていくのだ。
2年経ったいま私は溢れきって縁からこぼれる寸前なのだ。
とにかくもう嘘は嫌なのだ、息をしながら死んでいるような
気持ちになるこんな嘘はもう嫌だ。

元旦那と別れた時に約束したことがある。
「お互い良い人が出来たり結婚することになったら教えること」
お互いの幸せを願っての約束だった、これを先ず果たしたい。

あと、離婚を知っている、私を心配してくれた友人達にも、出来れば
知らせたい、新しい恋愛をしています、お陰様であれから元気になり
ましたと笑顔で言いたい。

元旦那は、彼の友人で仕事仲間なので今までその配慮の為に、関係を
秘密にしてきたのだけど、それは彼の理由だ、今は自分のことだけ考えよう
こんな時に、彼のことだけなんて考えていられない。
でも勝手に決めたと彼は怒るだろうから、一応話してみよう。
相談してみよう・・・週末にでも話そう。

決めた、そうしよう。


桑田そら |MAILHomePageBBS

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