あたしと彼のこと
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夜9時頃にメールが入った。
「さっきTが突然遊びに来た、何かと思えば、峠に行ってたんだ〜ブイブイ! だとか・・・そうかそうかオレはハラが減ってるんだ(-.-)メシー」
という内容(笑) 彼の、ハラへったは、御飯を一緒に食べよう、にほぼ等しい事を 私は知っている。
「食いっぱぐれたの?何か持ってったら食べる?」と 食事済みだが返事出してみたら
「わ〜い、メシだメシだ〜♪」と返ってきた
よっしゃ待ってろ、今そこの棚の底に眠ってる買い置きの即席カレーを 持っていってやるぞ!でも5箱パック400円のお特用じゃなくて 1箱200円の方にしてあげる、だんぜんそっちのが美味しいから!
とまぁこんないきさつで、私は程なく彼の家に救援物資をもって到着。 お出迎えのない扉をおもむろに開けてズカズカ入り、靴を脱ぎ台所に むかう、お腹が空きすぎてぐったりへばった彼を後ろに、私はゆっくり カレーを暖めなおし盛り付け、彼の目のまえにタンと置いた。 そしたらイヨッ待ってました!とばかりに「美味しい美味しい」と言って とてもお行儀よくぺろっとたいらげてくれました。
じつは彼、即席でもコンビニ弁当でも、失敗して激マズの卵焼きでも 文句言わず食べます。ほんっとーにどんな事があっても文句言わないので 自分で食べるまで、味付けに失敗したのを気付かなかった事もある位です (味見しろよ私)本日のメニューに関しては、カレーに生卵が入って いたので「これは豪華だ!」と真剣喜んでおりました。 ちょろいちょろい。
しかしながらあの喜ぶ顔を見ていると、これぽっちでこんなに喜々として いるのだから、目一杯美味しいものを作ってあげたら一体どんなけ喜んで くれるのだろうか、とか献立を本気で考え出してしまったので、ちょろい のは実は私の方であったのだとフト気付きました。 彼の方がナチュラルに一枚うわて。
そうそう、サラダにキャベツの千切りのみを「食えるか!?」ってくらい 持っていったんだけど「大好物だからどんなけでも食べれるよ」と言って 喜ばれたので、すかさず私は「じゃぁ今度はバケツに一杯分くらいもって くるね!」と、本気で言いました。 さりげなく逆襲、でもぜんぜん空振り。 やっぱり彼のが一枚うわて。
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