DiaryINDEXpastwill
2006年03月19日(日)

海の見えるカフェに行った。天気がよくて、ついつい浮かれてドライブの足を伸ばしてしまう。こんなに気持ちのいい日に、家にこもっているなんて損している気分になるから。

そこは堤防のすぐ脇のビルの二階にあって、広く大きな窓からは穏やかな海が見える。窓際の席に陣取ると、沈みゆく太陽は時折雲に隠されながらもやわらかく私たちを照らした。
私はカスタードキャラメルと(の香りがする紅茶。もっと濃厚な味のものだと思っていたのに)洋梨のタルトを、恋人は炭火焼コーヒーと抹茶とマロンのケーキを頼む。

堤防の道は絶え間なく車が行きかう。

退屈そうにタバコを燻らせていた恋人が「行こうか」と言った。




0574 Web Site Ranking
花音 MAIL

My追加