徒然駄文

　朝起きてみたら、息子その２が「ハウルの動く城」を流しっぱなしにしながら朝ご飯を食べていた。なので、横でぼんやりお相伴する。
　ああ、風景がきれいだなあああああ……。ハウルのアニメ自体は「ふうん？」だったのだけど、やはり風景はとてもきれいだなあ。こんなところに行ってみたい。

　私は音楽を聴く時にも頭の中にはある種の風景がある。それは一種の「イメージ」なんだけど、私にとっては「風景」なのである。そう言う「風景」が浮かんでくる音楽が大好き。で、自分でも自分の中のそう言う「風景」を形にして外に出したくて、音楽を演奏したり絵を描いたりするわけだけど、最近そちら方面への集中力や気力が衰えてしまってろくに何もできていない。日常生活はバリバリこなせるんだけどねえ(「創る」能力が落ちている分、日常生活能力」はアップしているのかもしれない(笑))。
　自分では何も作らず、人が創ったものだけを観賞してウットリしているのもとても良いんだけど、やっぱり自分でも何かを創りたくて、むずむずしてくる。でもいきなりでは当然うまく創れないし、創るための集中力や気力も足りない。そこでまたウンザリする。

　でも、ウンザリしてそこで中断してたら、きっともうお終いなんだろうなあ、と思う年齢になってきた。ここできっと人生、道が分かれるんだ。このままお終いにはしたくないなあ。テレビのお守りしかできないおばあちゃんにはなりたくないなあ。さぁて、ちょっとばかり頑張りましょうかね。「頑張る」のはあまり好きでないけど、「諦める」のはもっと嫌い。だから、諦めないためのほんのちょっとの努力をしなきゃね(^^;)。