By さくじゅん@ジャミン・ザ・キッチン
2005年07月17日(日) |
『フライ,ダディ,フライ』『電車男』 |
久しぶりに、映画を観に行きました。 会社は休みなのにもかかわらず、会社の近くのワーナーマイカルシネマズにて。
ワーナーマイカルシネマズ自体に、初めて行ったのですが、 映画始まる前の、 バックスバニーたちが楽しげに上映中のマナーを説明する→ネスカフェエクセラのCM→サティのCM、という流れは、毎回のお決まり?
予告編が流れるまでのあの時間、すごい長いよ…。
『フライ,ダディ,フライ』
主題歌がミスチルの『ランニングハイ』だから、っていうのが、もちろん観に行った理由の一つです。 意外なことに、『ランニングハイ』はミスチルにとっては初めての「映画主題歌提供曲」だそう。
(ちなみに、 「映画主題歌提供曲」じゃないけど、ミスチルの曲が映画に使われたことは私の記憶では2回あります。 10年ほど前の『es』っていうミスチルのドキュメンタリー映画と、 去年春公開された『Jam Films 2』のうちの1作『FASTENER』。 後者は観ましたが、前者は当時観せてもらえず今でも未見。)
あと、 『弥次さん喜多さん』を観に行った時にこの映画の予告編が流れていて、 それがとてもとてもさわやかな感じだったことと、 主演の岡田准一、堤真一ともどもまあまあ好きな俳優さんであることと、 3代目なっちゃん星井七瀬がめっちゃかわいいことと、 金城一紀作品を観たことも読んだこともないけど興味はあったこと…などなど、 私の中でいろんな期待があって、 「これ絶対観に行こう!」と、決めてた映画でした。
観た結果は、 もう、期待どおり!期待以上でも期待以下でもなく、どんぴしゃで期待どおりです。
作品全体がとてもとてもさわやかで、 まあまあかっこよくて、いや…これは期待以上かな?岡田氏は終始、堤氏はクライマックスですごくかっこよくて、 星井七瀬は「ラジャー☆」っていう返事の仕方が許せるほどめっちゃかわいくて、 扱いようによっては重くなりがちなテーマだけれど、 頭で考える必要はなく、とにかく自分も登場人物と一緒になって公園5周走ってきたような爽快感を覚えました。 そして最後に流れる『ランニングハイ』!ぴったりです。
もともと私は「青春系」映画が好きなんですが いや〜さわやかだった〜! 上映時間2時間だったけど、1時間くらいに思えたので、 これだったら会社終わりにレイトショーで1200円で観ても疲れなさそうだったなあ…と、そこは悔しさが残ります(笑)
『電車男』
そういうわけで、『フライ,ダディ,フライ』を観てもさほど疲れなかったので、 もう1本観て帰ろうかなーと、選んでみたのは今話題の『電車男』。
ネットから生まれて、 書籍化、映画化、ドラマ化、さらにはドラマCD化、舞台化、までされるようで、 へそ曲がりな私は「そこまで取り上げんでもええんちゃうん?」と思っていて、どれもちゃんと見たことありませんでした。
で、今回映画版を観てみましたが… うーん。なんかイマイチ入り込めなかった。。 「こんな上手いこといかへんやろ〜」とか、「エルメスええ人すぎやろ〜」とか、 いちいち思ってしまい…(苦笑)
でも、これ、「A True Love Story」なんですよね。 「実話がもとになってる」ということをずっと忘れずに念頭に置いてれば、もうちょっと素直に感動したり勇気づけられたりしたんかなあ。 そういう意味で、私は 映画として映像化された『電車男』を観るより、 ネット上の『電車男』を読むほうが、生々しくて感動します。
分かったネタなど ・主演の山田孝之が、思っていた以上にリアルでした。しゃべり方とか。ファッションとか。やたらいい携帯とか。百式のTシャツとか。 ・_| ̄|○ を実写。 ・「男達が後ろから撃たれるスレ 衛生兵を呼べ」も実写。 ・スタッフロールが流れても、席を立たないことをおすすめします。
どちらかと言えばシリアスな映画版に対して、 ドラマ版はテンション高いらしいですね。 そっちも1回観てみようかな。
★気になった人
坂本真という人が、たまたま両方に出てました。 どっちもにぎやかし役みたいな感じで出てたんですが、 『電車男』観た時に「あれ?これ、『フライ,ダディ,フライ』にも出てた人?」と分かる個性的な顔(笑) (個人的には、前やってたバイト先の人に似てて余計印象に残ったんですが) お、『花とアリス』にも出てるー!落研の部長役…ああ、おったなあこんな人!!
私、そんなに映画観るほうではないのに、そしてこの人もそんなに出てないっぽいのに、偶然3作も観ているとは… 運命を感じます(笑)
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