By さくじゅん@ジャミン・ザ・キッチン
Yahoo!ムービーなどのレビューを見てると、 あんまり評判が良くない『CASSHERN』。
私は原作のアニメ『新造人間キャシャーン』も知らないし、 全く知識や先入観や期待を持たずに観に行ったのですが、
それが良かったのかな? 駄作ではなかったですよ。 「あんなの映画ではない」という意見もあるみたいですが、 何を以って「映画」っていう定義づけをするのか分からんけど、 私の場合、 2時間半の間で1回しか時計確認しなくて済んだ、 1000円で観せてもらうのが申し訳無いなあ(女の特権)、と思えた 映画でした。
とにかく、絵が、徹底して作り込まれてるのが素敵だった。 俳優女優も、絵の一部として存在するだけだった。 それがいいのか悪いのかだけど…別にええんちゃうんかなあ、それで。 観る前に、「唐沢寿明の良いところ10コ見つけてきて」という任務を仰せつかったので、 かなりがんばって唐沢ばっか目で追ってたんですが、 この映画で一人の俳優の個性を10コ見つけるのは難しい。 「よくこんな役引き受けたなあ」「目ぇ大きくてメイクに映えるなあ」…くらいしか(^^;) 宮迫の熱演は光ってた。
音楽も好きです。 椎名林檎が思いがけず聴けてうれしかった。 宇多田ヒカルの新曲も良いね。
で、ストーリー。これが一番評判良くないみたいですが。 確かに、セリフで具体的に説明してまとめて片付けてしまう、っていう感はあった。 でも私はむしろそのほうがありがたいです(笑) 『マトリックス』みたいに、難解なコンテンツをバラバラに、置きっぱにされるとどうしていいか分からないので…。 話の背景をまとめて飲み込む部分、それを前提として絵を楽しむ部分、さらにまとめて説明される背景によって答え合わせをする部分、という感じでメリハリがつけられた。 ストーリーさほど難しいとは思わなかったですね。私が気づいてない謎があるのかも知れないですが。
この映画のキャシャーンはヒーローでも何でもなく、 時代に翻弄されてる一人の青年です。人の息子です。 憎しみの連鎖は断ち切ることはできるのかな? 「誰かの願いが叶うころ あの子が 泣いているよ」 それを忘れちゃいけないな。
たんじょーびの〜 プーレゼントは〜 ごーひゃっこ〜♪
23歳、初めてかけた歌は、田辺マモル『愛されちゃってシンガー・ソングライター』。 私、昨日に、年齢を一つ増やしました。 みなさま本当にありがとうm(_ _)m
この日のニュース朝いち430によると、 『CASSHERN』東博士役の寺尾聰と 槇原敬之とカルメン・マキとゴルファー尾崎直道と一緒らしい。
…微妙?
抱負としましては、 あせらず、気負わず、恐れず、 自分の気持ちに耳を傾けて、 やるべき時にやるべきことをやっていこう、 と思います。
|