By さくじゅん@ジャミン・ザ・キッチン
2004年04月07日(水) |
『Jam Films 2』 |
梅田スカイビルに行くのは、 多分『ロッカーズ』旋風が私の中でものすごく吹き荒れた昨秋以来です。 懐かしいです。(笑)
今回観に行った『Jam Films 2』も、 やはり大阪はここでしかやっておらず。 かなり不便なトコにあるんですが、 私はここの映画館好きです。 漫☆画太郎作品を映画化したやつのチラシ置いてあったりするしね☆ (余談だけどこのサイトちょっと面白い。。)
いつもは、ミュージシャンのプロモーションビデオやCMを手がけている4人が、 つまり、本職が映画監督ではない4人が、 それぞれ約30分の映画を作っている、オムニバス形式の映画『Jam Films 2』。 それぞれの監督の個性が、 映像の見せ方や色みや小道具やキャストの人選に至るまで、 徹底して発揮されてます。 映画館で映画として観るにはこれはどうなん??と思ったのもあったけど、 「多少実験に近いトライもしているbyプロデューサー」らしいので、 そこはまあ、こだわらないでおいて、
私が一番観たかったのは、 4作目の『FASTENER』。 ミスチルの『君が好き』とか『くるみ』のプロモを作った丹下紘希って方が、 やはりミスチルの曲『ファスナー』から発想を得た作品。 『ファスナー』は、なぜかファンの間では名曲名曲と言われてるらしいんですが、 私はこの曲のすかした感じが、あんまり好きではなかった。 それを、丹下監督は、曲の持つすかした感じとかエロさは損なわず、(笑) かつ自分なりのストーリーを作り上げていて、 それを、鮮やかな色は使っていないんだけれども鮮やかに「生」を伝える映像で見せていて、 エンディングに流れる『ファスナー』を、初めてしっくり聴けました。 …って言うか、 最近は、ミスチルのイメージ=丹下氏の映像、ってなってるなあと、改めて思いました。
前作である、 7人の映画監督によるオムニバス『Jam Films』も一度観てみたいです。
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