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■ よだかの片想い
久しぶりに、フリーに読んでた本。 島本理生「よだかの片想い」(集英社)
いやはや、人が成長するのに、他人との摩擦が必要だとするのならばきっとそれは恋愛が最適なんだろうと思う。 自分の思いだけをぶつけてもうまくはいかない。でも、自分が好きであるように相手も自分を好きになってほしい。 自分が気にかけていること、わかってるよね。
そんなごっちゃまぜなことを思いつつ、でも好きな人の負担にはなりたくはない。という、どうどうめぐり。
奥華子「初恋」にもあったけど、結局はそのぜーんぶが後になってから気づくという事。で、その人が好きだからどうしようもなくあきらめきれなくて、でもその人に会ったり一目見るだけでもいいから。 そんなことを思わせてしまうというこの恐ろしさよ。 つーか、熊木杏里と奥華子の接点が意外。まぁ、どっちもおぎそんはフリーク気味で聞いてるけど。 初恋対談 はなよりなほ対談
ヒトヒナタのインタビュー
その一方で、愛とか恋とかよくわかんないけど一緒にいる。といういう よしながふみ「昨日、何食べた?」(講談社)。 でも、この恋愛とかそーゆー波?を越えて凪の状態の生活がとても貴重なのはわかるのですよ。つーか、うちもそうだし。 愛とか恋とかドキがムネムネするのも(古い)悪くはないんだけど、もうね疲れちゃうの。それを乗り越える(それを迎え撃つ準備をする)というそのエネルギーすら用意するのが大変と言うか。 それでも、したくなっちゃうのが恋とか愛なんでしょうけど。
2014年05月31日(土)
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