ゴールデン

 かねてより予定していた、但東シルク温泉へと行ってきました。

 まず、R176をがーっと北上し、途中からR175へと乗り継ぎ。
 地図で見ると、但東町までいけば、丹後半島はすぐ先に見えたので、折角だから、日本海まで行っとく?と安易に思いつき、そのままR9に乗らずに、R175を北上しました。
 この時点で、僕はゴールデンウィークをなめておりました。
 なんと言っても大型連休。黄金週間。

 走っているうちに、「天橋立」の文字が行き先表示板に出てきました。
 日本三景です。まだ見たこともありません。
 よし、折角だから行ってみよう!
 何この混雑ー。駐車場から歩くとかだるいー。道路べたべたで動かないー。
 さすがゴールデン!一筋縄ではいかない!
 ということで、見ずにそのままUターン。

 来る途中で、「滝の千年ツバキ公園」という看板を見つけていました。
 なんて心そそられるネーミング!
 と言うわけで、めげずにこちらへ向かいました。
 途中の道はがらがらで、ゴールデンと言ってもこんなものかふふん、ってな感じで走ります。
 ツバキ博物館が見え、この先にあるはずだー、と通り過ぎようとしたときに、目に入りました。
 「ただいま、この先は通行止めとなっております。
  ツバキの花は、残り僅かです。」
 なんだとー!!
 やるなぁ、ゴールデン(あまり関係ない)。
 あ、看板の写真撮ってくれば良かった。

 この時点で、時計はすでに15時を指してます。
 家を出たのが11時くらいだから、4時間近く運転して、まだ何も見ていません。
 しかも、このままだと帰りが遅くなりそう!
 ということで、当初の予定通り、そのまま但東町へと向かいます。

 R9から横にそれ、R426へと入ります。
 すると、道の片側が崩落していて、片道通行の場所がかなり多い。
 行きはそれほどでもないけど、帰り道になるであろう対向車線がベタ混み。
 一抹の不安を抱えつつ、そのままシルク温泉へ。

 ここも凄え人だよ!
 ここまで来たんだから、と言い聞かせつつ、内湯と露天に浸かってきました。
 泉質はアルカリ系。肌がしっとりスベスベになります。
 結構上等な泉質でした。お湯がぬるめなので、長湯しても大丈夫。
 でも、あまりの人の多さに、1時間と入らずに上がりました。勿体ない。さすがゴールデン。

 同じ敷地に立っている食事どころで、赤花ソバというものがあると前知識を仕入れていたので、これを賞味すべく、湯上がりの火照った身体でのれんをくぐります。時間帯は17時。まだ、それほど混んでもいないです。ふふん、時間差には弱いようだな、ゴールデン!
 注文したら、「ソバは終わっちゃったんですよ〜」。
 油断大敵!
 牛肉コロッケ定食を食べました。美味しかったから良いですけど。

 で、お腹もふくれたことだし、帰ることに致しましょう。
 予想が嫌な感じに的中だよー。
 R9に出るまで、1時間半くらいかかりました。

 R9に出てからもベタ混み。
 来るときは、違うルートから来たよな?あっちは空いてそうだったよな?
 と、またもや安易な考えを浮かべ、一路裏道へ。
 気付いたら、「綾部市」とか看板でてるよ〜。ぜんぜん違うよ方向〜。
 むむ〜、こんなところまでもゴールデンか!(絶対違います)。

 しかも、帰り道の途中でリザーブ点灯したし。
 すぐスタンドがあったから良かったけど。

 結局帰り着いたのは、21時ちょい過ぎでした。
 総行程、約400km。時間にして、10時間。
 温泉行ってきたはずなのに、疲れてるのはなんでだろ〜(笑)。

 ま、大体のことは掴めたので、ゴールデンじゃないときにまた行こうと思います。
 滝の千年ツバキ公園は、是非行ってみたい。
2005年05月04日(水)

日々 / いけだ