東京における今年の桜の開花日は、当初3月21日って言ってた気がするけど、寒の戻りがあって3月24日になったそうですね。最近、風冷たいもんね。今日も結構寒い。ホントに明日、開花するのかな。
小学生の娘がこの春から6年生になる。おれの母校の小学校に通っていて、入学からもう5年経ってしまった。自分の母校に自分の子が通う、というのはなんだか嬉しいものであり、この喜びに浸れるのもあと1年かと思うと少し寂しいなと感じています。来年の今頃、娘は卒業するワケですが、その日は満開の桜のもとで迎えてほしいな。
さて、自分が母校の小学校に入学した1975年。入学式の日に撮った写真があって、もうしばらく見ていないから実家で紛失してしまったかもしれないんだけど、その写真には満開の桜が写っているのね。そう。東京では桜はかつて、入学式を飾る花だった気がするんだけど、今は卒業式の象徴みたいな感じになっているよね。森山直太朗も「さらば友よ、いま旅立ちのとき」とか歌っていた気がするし、入学式は「さらば」と言ってしまうとニュアンス違うもんね。
気になりだしたらとても気になってしまったので、気象庁のホームページで調べてみました。昨年の東京の桜の開花日は3月15日、満開日は3月22日だって。ほぼイメージ通り。3月下旬の小学校の卒業式のときには、桜は満開に近い感じなんだね。一方、自分が小学校に入学した1975年を見てみると、東京の開花日は3月29日、満開日は4月6日。確かその年の入学式は4月5日〜7日あたりだった気がするから、入学式の写真に写っていた桜はほぼ満開だったワケだ。すべて符合する。温暖化ってことなんだろうけど、この50年で桜の花が入学式の象徴から卒業式の象徴へ、その役割が変わっていたのだなあ。
もちろん、開花日って年によってかなり前後するので、50年前だって1976年、1977年の東京の開花日は3月22日だったりするワケで、一概に言えるわけではないけどね。でも、大まかにそう言うことができるのではないかな。桜の役割の変化。
なんだかずいぶんと長く生きてしまった気がする。今日はこれまで。再見。
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