まれ日記

2001年11月02日(金) 亀有という街

今週の週末は、亀有にある実家に子供を連れて帰ることになっている。
亀有・・・おれが25年間を過ごした街である。
老人が多い。とても都内とは思えないような、時間が止まったようなところだ。
駅前こそ開発が進んだものの、駅から7〜8分も歩いたところにあるおれの実家の付近などは、すれ違う人がみんな顔見知りである。
「下町」という雰囲気ともまた違う「田舎」の風情なのだ。
ジャンプの「こち亀」の影響からか、「実家が亀有にある」というとほとんどの人がおれのことを「おっ!ちゃきちゃきの江戸っ子だね!」とか言う。
でもホントの亀有には、両さんはいない。中川も麗子も大原部長もいない。
実際にはなーんにもない、ただの田舎町なのだ。もちろん、「葛飾区亀有公園前派出所」というのも現実には存在しない。
それに「ちゃきちゃきの江戸っ子」というのはおれのキャラクターともまた違う。
だからおれは「実家が亀有」というのは、あまり人に言いたくない。説明するのがめんどくさいからである。
それに「いや〜、亀有ってホントに何にもなくってさ〜」というのも、他人の夢を壊すようで申し訳ないし。
あ、でもそういえば「伊勢屋」っていう和菓子屋が「両さんどら焼き」というのを売っている(笑)。両親の話では徐々に亀有名物として浸透しつつあるんだそうだ。伊勢屋の前を通りかかると「中川にうか〜ぶ〜 夕日をめがけて〜♪」と、いつでもドウジマコウヘイの声がラジカセから能天気に流れている(汗)。「いつから観光地になったんだ?」と思うこともしばしば。

亀有に行くことがあったら買ってみな〜。ホントにただのどら焼きだけど(笑)。


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