| 2008年02月27日(水) |
読み終わりました(*^_^*) |
昨日話題にした「一瞬の風になれ」
昨日3巻に突入して、一気に読むのは勿体無いなぁ〜と思い。 今日の夕方、全部読み切りました。
図書館で借りる事も考えたんだけど、ヒロも読みたいって言うし タケも読みたいって言うし。 読書にハマってるっていうユータもきっと読むんだろうなぁ〜と思って 溜まっていた図書カードで一気購入。
文章は簡単だし、わかりやすいし、子供でもきっと楽しく読める本。 ストーリーはセオリー通りの展開ではあったけど・・・。 お囃子家にとっては、本当に身につまされるようなお話でした。
部活に青春をかける高校生の姿が、高校時代のユータとだぶり 今、必死に陸上に打ち込んでいるヒロの姿が主人公にだぶり。 小さなエピソード一つとっても、胸が痛くなるほど気持ちがわかって。。。
我が家の息子達、イマドキのお子様です。 ゲーム大好きBOYだし、やる事なす事だらしないし、めんどくさがりやだし。 言わなきゃ宿題もやらないし、進んで勉強するような事もないし。
でもね。 親も感心するほど、スポーツだけは一生懸命やるんだよね。 暑くても、寒くても、毎日毎日一生懸命やるんだよね。 特別運動神経が良い訳じゃ無いし、戦績だって。。。 特に陸上なんて、市内ではそこそこ。でもその上なんてはるか彼方〜。
中学時代はダラダラ部活をこなしていたヒロも、高校に入ってからは 嘘みたいにキチンとやっているよ。部活だけは(笑) 体重をもう少し増やす!と今年になってからは苦手なプロテインも飲み始めた。 朝早くても、寒くても暑くても。 ひたすら部活に向かう姿は、ホント我が子ながら凄いと思う。
まぁユータはね。マイナースポーツという所もあるんだけど、 中学時代から「全国区」での戦いしかして来ていない。 そして全国区で勝つ事は決して楽な事じゃない。
選抜、インターハイ、国体・・・どれも一種独特の空気があるんだよね。
団体競技故、チーム的にもバランスが取れずに苦しい時期もあったし 怪我等で個人的にもしんどい時期もあったけれど、 良く頑張ったなぁ〜。 端で見ていて「辞めちゃえばいいのに!」と思った事もあったけれどね。
本人は好きで好きで好きで、ご飯食べるよりゲームするより楽しいって、 やっぱり雨でも雪でも真夏でも、練習漬け。
チームが、仲間が良かったんだろなぁ。 高校の卒業式の日、クラスでの打ち上げにも行かず、昼だけ仲間と外食して その後部活に出ていたのには保護者一同呆れ返ったものだわ。 (それももう1年も前なんだ・・・)
そんなに好きで、打ち込めるモノがあるって羨ましい。 だから、大学でもその道に進みたいと言われた時は。。。 確かに経済的には非常に厳しいモノがあったけれど、 「自分も努力するから進ませて欲しい」と頭を下げられ、親として NOとは言えなかった。 大変な事はわかっていたけれど、どうしても言えなかったなぁ。
ヒロとタケはユータの試合を随分観戦に連れて行ったよね。 大阪のインハイは無理して3人で観に行ったっけ。(夫は仕事で留守番) この時に高校の進路に若干迷いがあったヒロだけれど 「ユータと同じ道は自分には無理」と悟ったって後で言っていたっけ。
「あんな大きな舞台であんな緊張感の中で戦う事は自分には無理」って。
逆に、タケは 「あの興奮を自分も味わいたい」と思ったそうだ。 同じものを同時に同じ場所で観たのにね。全く逆の事感じたらしい(苦笑)
何もスポーツじゃなくても良かったんだけれどね。 好きで好きで、とことん打ち込んで、暑い中走り続けても、寒さに耐えても 苦しい練習を乗り越えても・・・ 自分には物質的なメリットは何もないんだよね。 それでも「好き」って言う感情だけで、ひたすら頑張る姿って感動するよ。 例えそれが我が子であっても。
この先、「好き」の対象が変わったり、頑張る度合いが変わったり 色々あるんだろうけれど・・・ 「打ち込める物」がある息子達は幸せだなぁ〜としみじみ。 それを見る事が出来る私も幸せだなぁ〜としみじみ(笑)
この本を読んで更にその感を強くしたのでした。
ま、だから今日の所は目をつぶりましょう。
タケが週末からの試験勉強を寝転がってしていても・・・ ヒロが脱いだ靴下が玄関に散乱していても(爆)
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