末っ子の通う中学校は、市内で一番の古い学校だ。
一番大所帯の頃は２０００人の生徒が居たそうだから、凄いよね(^^ゞ
今、中学校の前には小学校が、その前には市役所があるんだけれど
その頃は、その市役所の所までが中学校の敷地だった。

グラウンドの真ん中に小川が流れていてね（笑）
それでも一周1ｋｍと言うフィールドを作れる広さが充分にあったとか。
校門の古い門柱もデコボコしていて登りやすくて・・・
幼いアタクシの格好の遊び場だったのを覚えているよ。

そんだけ古いって事は校舎もそれだけ古いって事で。
私は私立の中学校へ行ってしまったから解らないんだけれど
この中学に通った同級生の母友なんかは「私の頃と変わってない」って。

備品やら窓やら・・・もう何十年も同じものを使い続けているそうだ。
昨今の役所の財政難で、補修工事もままならず、何となく暗く薄汚れた様な
校舎内。

「子供を規律正しく生活させる為には先ずは綺麗な環境で！」

今年赴任してきた教頭が随分熱いお方でね。
「お金が無いなら自分達の手でやりましょう！！」って
ＰＴＡを口説き落として、補正予算分からペンキ代やら道具代を捻出して
今日、ボランティアの生徒や保護者で廊下の壁の塗り替えをする事になったんだ。

まぁ、アタクシも役員だから仕方なく熱心な保護者の一人として参加。
もちろんタケも強引に引き連れてさ

ただねぇ・・・素人が長い廊下の壁を塗れるもんなんだろうか？？
子供達が言う事をちゃんと聞くんだろうか？？？
はてなマークが沢山付いちゃったんだけど・・・。

まぁ、蓋を開けてみたらね。1年生って事もあるんだろうけれど、
ボランティアって事もあるんだろうけれど、皆一生懸命やるやる。
実際私もやってみて、凄く面白かったんだけれどさ（笑）
子ども達もあれこれお喋りしながらだけれど、本当に一生懸命真剣に
取り組んでいたのには感激した。

「こうやったら綺麗に塗れるかなぁ？」
「あ、先生、ハケは横塗りの方が綺麗だよ！」

ペンキを撒き散らしちゃったり、塗りたての壁に寄りかかったりはご愛嬌（笑）

予定していた半分の時間で全てを塗り終わって、本来秋にもう一度・・・と
思っていた部分まで全て塗り終える事が出来ちゃった。
これには先生方も驚いていたわ。

少し明るいクリーム色になった廊下の壁はとても明るくてキレイだわ。
「自分達の手で塗った」と言う満足感もあるんだろうけれど、
生徒達も「あんなにキレイになるなんて！！」と男の子も女の子も
感激していたようだったよ。

先生、この企画成功だね。

残念ながら、こう言う気持ちを踏みにじるような事をする生徒がいるのも事実。
でも、一人でも多くの生徒がこの「キレイ」な状態を保つ努力をしてくれれば
良いナァ〜と、心から願うよ。

今日のお弁当

牛肉とピーマン＆パプリカのコチジャン炒め
卵焼き、きゅうりの中華漬け、焼売（冷凍）
焼き鮭

昨日の飲み会から帰宅したとたん
「あ、明日弁当いるから！宜しく！」

・・・ってどうよ？！（￣ヘ￣）凸