先日大阪で試合観戦中の事。ユータ達のチームがアップ中に会場入りした一組のご夫婦。私の座る席の2列前のベンチに陣取った。おぉ!プロですか?!と驚くほどの望遠レンズの付いたカメラでアップの様子を撮影する訳でもなく、ご夫婦交互に覗いていた。。。。もしかしてユータの大学の保護者??学校によっては父母会の様なものがある所もあるのだけれどユータの大学は殆どが遠くの地方からの進学と言う事もあるんだろう。顔合わせの様なものは一切ない。せいぜい出身校が同じ父母同士が情報を交換する位だ。試合中も時折カメラを覗いてはご夫婦であれこれ話をしている。ユータの大学が攻めると手を叩き、攻め込まれてキーパーがファインセーブをすると手を叩き。あ、これは間違いない!どうしようかなぁ〜と思いつつ・・・ハーフタイムに思い切って声を掛けてみた。そうしたら、やはりそうだった。3年生のT君のご両親だった。その先輩、以前ユータが「意識が高い上手な先輩」って言ってたっけ。その時はご挨拶だけで、試合終了後に少しお話させていただいたんだけれど。。。地方の選手は基本的に帰省するのは夏休みとお正月の年2回。「でも、遊びに行っちゃって殆ど家には居ないんですよ。」とお母さん。「男の子だし、な〜んにも話さないから寮での生活もクラブの様子も全然わからないし知らないんです。関東中心の試合ばかりだから応援にも行けないし・・・」とため息のお父さん。本当、話をしていると寮での生活は何もご存じない様子。入学3ヶ月の1年生の親である私のほうがよっぽど色々知っていたよ。これはユータがシャベリタガリ〜ノってのもあると思うけど「今日も半年振りに姿を見たんですけどねぇ・・・」あぁ、それであんなに大きな望遠レンズの付いたカメラで姿を追ってらしたのね。何だか切ないね・・・。その後監督さんに挨拶なさりたいと言うので控え室の方に降りて行ったんだけど私は春季リーグ中に何度もしてるからパス。こんな所まで来る?!って思われるのも・・・^^;「息子に『来るな!』って追い返された」とまた戻って来られたよ。をぃをぃ。その内、もう一人ユータの同級生の保護者とも遭遇。T君と同じ高校出身だけれど実家は京都。高校から家を出て奈良に進学、そのまま東京に出てきた○君のお母さん。この日は負けてしまったので、ホテルで荷造りをしたらそのまま解散と言う事だった。2日間オフだから、半分以上の部員がそのまま実家に帰省するって聞いたけど。「えぇ?そうなの?それじゃウチも帰って来るのかしら?」とT君のお母さん。「ウチは実家に戻らずこの後、高校の寮に潜り込むって言ってました。」と○君のお母さん。 高校の寮って・・・(笑)実家に戻らないんですね?「久しぶりに友達と遊びたいって、戻らないつもりみたいですよ」これまた寂しそうなお母さん。確かにこれ位の年代の子って肉親より友達だものなぁ。子供の為に良かれと思って遠い大学に進学させて、挙句生活の様子がわからないなんて・・・親の心子知らず。まぁ私もそうやって育って来たんだろうけれどさ。ちょいと切なくなってしまった。今日のお弁当エビフライ、チンジャオロース(昨日の残り)卵焼きまた急に「あと5分で家出る」っていつもより早い時間を言うヒロ。くぅ!何故あと15分早く言えない??仕方なくほ、ホントよ・・・(目そらし)昨晩の残り物を入れたら・・・「最近手抜きだな。エビフライも焦げてるっぽいし・・・」だって!(゚Д゚)ゴルァ!いっぺん首絞めたろかっ!←ダメです。犯罪です。