今日はお仕事のお休みを貰って（またかい？！）ヒロの中学へ。
学校行事の三送会(三年生を送る会）が行われるので観覧をして参りやした。

ところがっ！

先週初めから下級生にインフルエンザが蔓延。週の終わりにはとうとう
１〜２年生合わせて１２クラス中５クラスが学級閉鎖。
このまま体育館の中でひしめきあって三送会を決行すると、更に病人が増えるのでは？
との判断から全体での三送会は中止。

三年生だけの「お別れ会」が開催される事になったのだ。

早々に受験が終わったメンバーを中心に、色々準備を進めていた
実行委員の子達はみなガッカリ。
ユータ達の時しか見た事は無いが（保護者は観覧自由）かなり盛り上がって
面白い行事のはずなのに。

今日は残念ながら広い体育館に３年生と保護者だけ・・・になってしまったなぁ。

生徒達脚本・演出による劇。すごく面白かった！！
ゲラゲラお腹を抱えて笑ってしまったよ（笑）入学式の場面で
式の最中に手を振るお母さん、裏軒の親父さん（笑）みたいな
スタイルで駆けつけるお父さん、我が子しか見てないお母さん。
保護者は全員男子が扮装（ちゃんとスーツ着てお化粧してるの）
生徒は男子生徒は女子が、女生徒は男子が演じていて、それが妙に似合って
いる子がいたりしてさー。良くやるよ（笑）

ずっと劇が続くんだけど本当にもう笑いっぱなし。

そして最後の最後の劇はなんと！
先生達の寸劇だったよ。三送会が中止になってしまい落ち込む生徒達に
何かしてあげたい！と急遽劇を考えて、夜遅くまで練習してくれたんだって。

こちらもコスプレ風味（違）で、男の先生は学ラン。女の先生は女子の制服。
道理で会場内にチラホラ体操服の子がいると思った(^_^;)

エンタの神様ならぬエンタの女王様とタイトルをつけて
日頃しかめっ面をしている女性の国語の先生がオヤヂギャグ飛ばして
親も子もポカ〜ン・・・状態（笑）
歌や踊りも飛び出して生徒達大喜びしていたよ。

予算の関係で学年全体での文集も作れず、恒例の卒業スキーにも行けず、
更には最後のイベントの三送会までもが潰れてしまって
無い・無い尽くしのこの学年。

不憫に思った先生方の「何とか楽しい思い出を」って言う気持ちが
痛いほど伝わってきて、素晴らしい別れ会だったと思う。
先生と生徒の確執やら、色々問題も多く大変な学年であったけれど
こうやって先生方の「生徒を思う気持ち」が最後はちゃんと生徒達に
伝わったと思ったよ。